卒業式 / 千原ジュニア氏 / 負の思考ループ / 急に帰省

3月半ばに10日間、子供の卒業式に出るために帰国しました。小学1年のときに赴任して、卒業になってもまだこちらに居るとは思っていませんでしたが、これが現実なのです。

昭和生まれの私の記憶では、小学校の卒業式は毛玉が少ないとかテカってないとかのレベルで少し良さげな服で出ていた気がするのですが違ってましたっけ?令和の卒業式は男子も女子もスーツか袴で、みんなビシッと決まっています。一回しか着ないのにもったいない気もしますが、今の子はそれだけ大事に育てられているってことですね。

卒業式では妻が何回かPTA役員をしてくれたお陰で、最前列で見ることができました。(家事育児で頼り切りなのにすいません...)コロナの影響でトータル1時間の簡単な式でしたが、来賓の長い挨拶もないので良かったです。在校生も出席せずでした。

ずっと喘息に悩まされ、時にいじめられたり骨折したり人間関係に困ったりと難しいことも多々あったけど、無事に通学してくれたことに敬意を表したいです。本当におめでとう。

 

香港から日本へはJALの深夜便でしたが、空港のカウンターに千原ジュニア氏とザキヤマ氏がいてびっくり!ジュニア氏は背が高く、ザキヤマ氏は意外と小柄でした。

ジュニア氏とは便も同じで、ゲートで待つ氏は椅子に横になって足の間に両手をはさんで妙に可愛い恰好で寝られてました。搭乗時間になってマネージャさん(?)が一生懸命起こしてました。なおマネージャさんは席が隣りでしたがお世話に疲れたのか速攻で寝てました。(ジュニア氏はファーストクラスの一番前)

 

90年代後半の関西で多感な時期を過ごしたお笑い好きなら、きっと二丁目劇場ブームに呑まれていたでしょう。その頂上に君臨していたのが千原ジュニア氏で、何百時間と録画して番組を見ていた身としては思うところも少なくありません。懐かしい記憶や感情が呼び起こされたフライトになりました。(なお当時の推しはスミス夫人でツッコミのなだぎ武さんは今でも活躍中)

 

帰国中に妻が以前受けた検査結果を病院に聞きに行き、早々に処置が必要になりました。ですので4月も帰国して1~2か月は日本に居る予定です。(なので子供の入学式にも出席)今はただ大事にならないと信じて、自分のできることをやるだけになります。いま悪いことを考えても意味がないので、場面場面で必要になったらその事について考えることにします。負の思考ループにはまらないように気を付けないと。

 

前々から考えてましたが、どんなに夫婦仲がうまく行っていてもどのような形であれ別れはある訳で、結局最後は不幸じゃないかと。不仲だと別れる前から不幸で、独りだと孤独感で不幸を感じる時もあるはず。いつかは命尽きる存在である限り、どんなに強がっても結局不幸から逃れることはできない気がしました。こんな話をハイキング中にしたら「夫婦仲がうまく行っていて別れが不幸って言えるってことは、幸福ってことですよ」と言われて、確かにそうなんでしょうけど、でも幸福の最中だとそれが壊れる不安感も大きい訳で、その可能性が少し上がっただけでどう仕様もない気持ちになってしまう、ってめちゃめちゃ負のループにはまっとるやんけ!

 

帰国中に母親から急に電話があり、父親が散歩から帰って来て苦しみ出し入院、緊急手術をしたとのこと。卒業式が終わった次の日に京都の実家を訪れました。コロナの影響でお見舞いは不可、zoomで予約しないと本人と話すことも出来ません。(結果予約できた日より早く退院でした)何ができる訳でもないですが、急な事態の中一人でいる母親のことを考えると少しでも話し相手になろうと。

幸いに大事にはならず、手術を2回した割に2週間で退院できて日本の医療と父親の生命力に脱帽です。

 

今週末帰国します。しばらく部屋を空けるからよく掃除しとかないと...

良き週末を!