急に軟化する香港市場/アリババ・テンセントの受難/卒業/新型コロナワクチン

3月12日(金)の香港市場は「曇りのち雨」。米国国債の金利が再び上昇に転じ、引け際に株価が落ちて行きました。前日に急回復した勢いが続くかと思いましたが、そうは甘くないようです。

 ・ ハンセン指数           28,739.72 ▼2.20%
 ・ ハンセンテック指数  8,456.43 ▼2.13%

その後の米国市場、上昇した金利のままでもナスダックは大きく崩れませんでした。

市場はある程度の金利上昇を織り込んだのかもしれません。

前日に買ったARKKも▼1.55%と、想像よりは大きく下がりませんでした。

 

アリババ、テンセントに対してはネガティブなニュースがありました。

アリババに対する独禁法違反の罰金が、1,000億円を超えるかもしれないという報道です。

アリババ・ショックの最中(12月下旬頃)にこの話題は出ていて、罰金の最高額は年間売上の10%と言われていました。19年度の売上をベースにすると 8,400億円の罰金です。(レート:16.5円/元、20年度売上だと更に増えます)

アリババなら払えそうですが、流石にダメージは大きそうです。半年分の営業CFが飛んでいく計算です。(逆にその程度で払えてしまうことが凄いですが)

勝手な予想ですが、1,500~2,000億円くらい?と考えています。市場の予想はどの程度なのでしょうか。

この処罰が確定すれば、アリババの悪材料はすべて確定だと思います。金額があまりにも大きくならなければ、そこからアリババのターンが始まると予想します。不確定要素がなくなれば、残るは世界に冠するEC企業と割安の株価です。どうなるかは火を見るより明らかだと思います。

 

テンセントは、アント・グループに続いて金融持ち株会社の設立を要請され、当局から規制・監視が強化されるかも、というニュースがあり、株価が大きく下がりました。

今週は、1月の最高値から20%以上下落する時もあったりと、かなりボラが大きくなっています。

こちらも世界に名だたる超絶優良企業ですので、株価に一喜一憂せずにホールドしておきたいです。

 

娘が中学を卒業しました。

無事に毎日学校に通って、次の進路を決めて卒業できたことに感謝です。

高校でも明るく伸び伸びと過ごしてくれれば言うことはありません。(私は暗く過ごしてましたが)

他人の子供が育つのは早いですが、自分の子供も早いです。

 

広東語の先生が新型コロナのワクチンを打ちました。ご両親が高齢なので介助者は優先されます。

シノバック製をクリニックで受けたそうです。

何とか2~3か月後に受けたいです。香港が確保しているワクチン数は人口の数倍だったと記憶しているので、日本よりも早く打てる気がします。

早くワクチンを打って、自由に帰国したり旅行に行ったりしたいです。

 

日曜もよい週末を。私は映画を見に行きます。