香港はIT企業が盛り返した12月17日

12月17日の香港市場は IT企業が大きく復調、ハンセンテック指数は+2.29%上昇しました。

所有しているアリババ、テンセント、JD、ネットイースは揃って値を戻し、含み益が少し帰ってきました。(お帰りなさい...)

アリペイのIPO頓挫や、IT企業への規制強化のニュースで株価は何度も凹まされてきました。アリババはまだ最高値の▲17%です。どんどん盛り返してくれるでしょう。

 

12月も半分が過ぎたので、年間のパフォーマンスがどのくらいで着地するかが気になっています。

多くの投資家の方が自分のパフォーマンスを年初来~%という形で出されていますが、これの分母はどうしているのでしょう。当初の元手だけで投資をしていれば分かり易いですが、毎月投資額を増やしている場合はどうするのでしょうか。

私は前年12月末の残高と、今年の12月末残高の平均を分母にすることにしています。この考え方で大丈夫だと思うのですが。

 

現時点のパフォーマンスは、利確・損切りした分で+8.8%、含み益を入れると+13.9%になっています。ハンセン指数が年初来▲5.4%なので、まあまあかもしれませんが、振り返るともっと稼げました。

投資歴と資金が不足していたことで、今年の前半は特にうまく立ち回れませんでした。年末年始には、今年の投資を詳しく振り返って次に繋げる記事を書こうと思います。

 

投資に勝つ人は取引回数が少ない、一番成績がいいのは死人だ、とよく言われます。

これは投資の真理を表しているとは思うのですが、私はとてもせっかちな性格なので、少し性に合いません。

なので、長期で所有する銘柄と、短期で回転させる銘柄を分けて考えています。

短期でどの程度利益を出せばいいかは、その銘柄のシナリオ次第ですが、実はちょっとした利益でも満足して次に行っていいのかもしれない、と考えるようになりました。

 

単純計算で、月2%の利益を出して、儲けをすべて次の取引に入れて複利効果を取っていけば、年利は1年目で26.8%、2年目で30.4%、3年目で34.7%と増えていきます。

あくまでも最後は銘柄毎での判断ですが、薄い利幅であっても短期間で取れるのであれば十分ペイする、という視点もありだと感じています。

 

短期間で回転させる為とはいえ、焦って購入すると高値掴みのリスクとなります。焦らずチャンスを伺い、短期間でほどほどの利益を取って行く、という資金をポートフォリオに置いておこうと思います。

 

ポートフォリオのメインは長期投資銘柄が中心であるべきと思いますが、売買も楽しみたいので、短期で楽しんで儲けられればと思います。(こんなうまく行かないか...)