今日(11/25)、香港のキャリー・ラム行政長官が施政演説を行いました。
この中で香港株投資家から期待されていたのが、アリババ、JD.COM、ネットイースといった米国に上場している銘柄を、中国大陸の投資家から投資できるようにすることでした。
現在中国の投資家は、香港市場に上場している企業に自由に投資できません。
投資できる企業は特定されており、上海市場、深圳市場を通して投資する仕組みです。
これを「ストック・コネクト」と言います。
現在のルールでは、アリババのような香港にセカンダリ上場している企業は対象となっていません。この条件緩和が発表されるのでは?と一部で噂になっていました。
(部下のCちゃんも言っていました)
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結局、条件緩和が演説で触れられることもなく、売りが進んで香港市場は軟調で終わりました。(前日増えた含み益は無くなりました)
いつの日か大陸からもアリババへ投資できるようになるとは思うので、その日を焦らず待ちたいと思います。
【売却】広州富力地産(2777) @10.02
最近、中国企業の資金繰りの苦しさがニュースになります。社債を償還できずに倒産した企業もありました。この会社は不動産企業で、異常な高配当(15%超!)ですが、資金が厳しく倒産リスクがあるため人気がありません。(なので高配当)
それは承知で持っていましたが、最近発行した社債の利回りがこれまた異常に高く(12.375%)、また資金繰りのために物件の権益を売却したりといいニュースがないため、売却することにしました。次の配当もしばらく先ですし。
コロナ直前に買った株なのでかなり損失を出しましたが、仕方ありません。
【購入】JD.COM (9618) @347.2
【購入】ネットイース (9999) @150.7
ストック・コネクト狙いで、確定ニュースが出る前に買ってしまいました。(浅ましい...)結局当てが外れた訳で、慌てて未確定のニュースに飛び乗ったことは反省です。要はギャンブルをしたのですね。
まあどちらも成長は間違いないので、ホールドしておきます。
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11/26より、JD.COMのヘルスケア企業「京東健康」のIPOが公募されます。
このまえ全力で当てに行くと書きましたが、最低ロット金額が 3,565HKDと知って迷っています。頑張って当てても 1ロットでしょうし、この50%upで上場しても儲けはしれています。(手数料を引いたら1,500HK㌦程度)
当選するにはそれなりに資金が必要で、当選が分かるまでの1週間ほど資金が拘束されるのもデメリットです。
注目はしていますが、申し込むかは検討したいと思います。