アリババ持ち直す

【売却】徳琪医薬/Antengene(6996) @18.12

先週当選したIPO銘柄 徳琪医薬/Antengene(6996)、さっぱりな値動きだったので朝一で売りました。ほぼ公開価格での売却なので、手数料分の損です。まあIPO投資はこんなものです。

 

今週、JD.COMのヘルスケア企業である「京東健康」がいよいよIPOの公募が始まります。上場後の評価額は 290億US㌦だそうで、最近のIPOだと農夫山水(9633)と同規模です。

これだけの規模のIPO株は、上場後何週間にハンセン関連の指数に組み込まれることがあるので、そうなれば余程の事がなければ値上がりするはずです。全力で当てに行きます。(資金繰り...)

 

先週末のNYの流れを引き継いで、アリババ株が絶賛大復活中です。

CEOであるダニエル張さんが、中国政府への恭順を誓う声明を出したことも好材料となりました。

 

最後は少し垂れたものの、+4.4%で終えました。現在、NYのプレではさらに+1.2%と値を上げており、急速に株価が復活しています。

リスクが完全に去った訳ではないので楽観はできませんが、しばらくは株価復活のの流れに乗ろうと思います。

 

他の所有銘柄では、「BYDエレクトロ(0285)」「中国光大環境(0257)」「首鋼福山資源(0639)」の調子が良く、今日も12千HK㌦損益が良化しました。庶民にとっては大きな額です。ありがたや。もっと儲かれ。

 

香港で新型コロナの大クラスターが発生しました。夜のダンスクラブで100人の感染者です。

香港ではダンスクラブが盛んで、参加者の中心は高齢者です。薄暗いレストランで多くの男女が音楽に合わせて踊ります。

先日ホテルのレストランで上海蟹を食べた際、上の階が会場になっておりちょうど見学したところです。

多くのおじ様、おば様が大音量の中楽しそうにカップルで踊っていました。新型コロナ患者が居れば一発でクラスターになりそうです。逆にこれまで、よくクラスターにならなかったものです。

 

この影響を受けて、うちの会社は1時間の時短勤務になりました。収まらないようならテレワークに移行します。明確な基準を持って判断していないのですが、どこかで基準を検討しないとダメそうです。

 

検討していないと言えば、日本のGO TO キャンペーンは、感染拡大によって一時中断する方法が検討されていなかったように見えます。これは怖くないですか?普通にあるパターンだと思うのですが、撤退戦を考えずに戦線拡大するのは戦時中の日本軍のようです。何回同じパターンで負けるのでしょうか。残念です。

 

日本人の負けパターンを扱った書物では、山本七平氏の「日本はなぜ敗れるのか」がお勧めです。

日本はなぜ敗れるのか 敗因21ヵ条 (角川oneテーマ21)

日本はなぜ敗れるのか 敗因21ヵ条 (角川oneテーマ21)

  • 作者:山本 七平
  • 発売日: 2012/10/01
  • メディア: Kindle版
 

他にも「日本人とユダヤ人」「空気の研究」など、名著揃いです。

 

また、超有名ですが「失敗の本質」も外せません。

 

日本人論となると、政治的な立場が絡むせいか冷静な議論が難しくなりますが、こうした名著はぜひ読んでおきたいところです。(逆にお勧めがあったら教えてください)

 

国民性は、それが長所でもあり短所でもあるので、何百年経っても変わらないものだと思います。とはいえ俯瞰的に自分の属する集団の特性を理解することができれば、違った視点から考えることができることもあり、有用に思います。