アリババ暴落と高配当株

中国EC最大のお祭りであるダブル・イレブン(11月11日)「独身の日」にアリババ株が暴落しました。

原因は昨日書いた通り、政府からの規制を嫌ってのものです。

 

 

アリババは私のポートフォリオの33%を占めますので、大きな損害となりました。

一方、所有銘柄では、

  • 首鋼福山資源 (0639) +1.7%  >石炭生産
  • 広州富力地産 (2777) +2.1%  >不動産

といったこれまで人気のなかった銘柄が安定していました。どちらも高配当株で、割安なまま放置されていたものです。また過去に大損したHSBC(0005)も連日上げています。

今後、こうした分野へのローテーションが続くのか、ハイテクが寄り戻すのかは分かりませんが、高配当で放置されている割安株はまだまだ出遅れているように思います。

 

【購入】中国龍工/Lonking (3339) @2.24

建設機械メーカーの大手です。配当利回りは 10%を超えています。業績はここ2~3年伸び悩んでいます。(高収益で安定している、とも言えます)

既に割安であることに加えて、中国政府のインフラ投資強化も見込めることから、業績の伸長も期待できます。

 

ここ数日で大幅に値下がりしたハイテク株も頃合いで買いたいところですが、こうした出遅れ株を狙っていくのもいいように思います。

うまく行けば、含み益を作ってくれて定期的に配当も出してくれます。

 

私は、年の利回りが10%を超えることを目指しています。こうした銘柄を持っていれば、配当金だけで目標クリアしてくれます。

 

今回のアリババの件で、ポートフォリオを特定の会社に偏らせていることの恐ろしさを学びました。(アリババ自身が今後危うい、ということではなく)

これから学費のかかる子供が2人いる中、無為に大きなリスクを取る必要はありません。

 

バランスを取りつつ、安定して儲け続けられるよう日々勉強です。