とにかく様子を見る

前日のワクチン開発のニュースから、香港市場は大荒れでした。

銀行、石油、不動産、カジノ、航空株が上がる一方、ハイテク株はジリジリと下げ、とどめはこのニュースでした。

 

 

これまでも中国は、過熱する業界(不動産、金融、ゲーム等)を規制することで経済をコントロールしてきました。

ここ最近では、アリババ、テンセント、京東、美団といったネット企業の躍進は目覚ましく、強大な力を手に入れつつある中で、適切に政府のコントロール下に入れようということなのでしょう。

個人的には、この政策は正しいように思います。健全な経済成長には、適切な規制が必要です。

但し、アリババ株にとっては逆風になっています。この規制がこれからの成長にどのくらい影響するのか、様子を見たいと思います。

 

【売却】Cathay Pacific (0293) @6.55

多くの評論家が、銀行や航空業界へのセクター・ローテーションを呼びかける中、さっさと航空株を売りました。ミスったかもしれません。(また今月の授業料を取ってしまいました)

今回開発されたワクチンはかなり期待できるようですが、急に世界中の人が接種できる訳ではありません。まだまだコロナ下での生活が強いられるので、少しぬか喜びのように思います。

とは言え、市場がどう推移するかはよく分かりませんので、しばらく様子を見るしかありません。

 

とにかく動きが急過ぎて、大統領選がもう過去のニュースに感じます。全部売ってしまえば、利益を残して楽になれますが... それも違う気がする...

 

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