所有銘柄を振り返り

週末は落ち着いて所有銘柄に対する考えを再確認しています。

現時点で持っている銘柄を、時価評価で金額の小さい順に書いていきます。

 

深セン市海普瑞薬業集団/Shenzhen Hepalink Pharmaceutical Group(9989)

損益率 ▲11.9%

医療用薬剤の製造メーカーです。IPOで7月に購入しました。

深圳市場で既に上場しており、価格差が1.65倍あるため、修正を期待して持っています。

30~50%修正が入って値上がりすれば、もしくは1ヶ月経って動きがないようなら売却します。

得た教訓は、既に中国市場で上場している会社のIPOは、あまり人気がなさそうということです。次は手を出さないようにします。

 

宜昌東陽光長江薬業/YiChang HEC ChangJiang Pharmaceutical(1558)

損益率 ▲14.9%

インフルエンザ治療薬の大手です。

売上も利益も伸びているのに、株価が割安に見えます。(PER 5.5)

買う前から株価の値動きを見ていましたが、時折大きく買いが入っては値下がりする動きに底堅いものを感じて購入しました。

先週の大引け後、会社から「次の半期決算で利益が40%くらい減るかも」というアナウンスが出てしまいました。

新型コロナの影響で、日本ではインフルエンザが激減しましたが、中国でもそうだったのかもしれません。家から出なければ感染しませんし。

来年以降も中国の衛生意識が向上し、マスク、手洗いが当たり前になるとインフルエンザも以前ほど流行しないかもしれません。

損切りにはなりますが、売るタイミングを見定めたいと思います。

 

TCL電子(1070)

損益率 +29.4%

世界的なテレビメーカー大手です。

3月の暴落時にうまく仕込めたので含み益が出ています。最近の値動きはかなり調子がよく、52週高値を更新する場面もありました。

ビジネスは順調そうですし、前向きなニュースがよく入ってくるので、まだまだ期待できそうです。

 

広州富力地産/Guangzhou R&F Properties(2777)

損益率 ▲35.1%

大手不動産デベロッパーです。高配当株として購入しました。

新型コロナ直前に購入して暴落した後、なかなか値が戻りません。同じ不動産でも中国恒大(3333)はコロナ以前の株価を大きく上回る回復を見せています。業界の中で人気のある銘柄ではないようです。ポートフォリオの中では群を抜いて含み損が大きくなっています。

それでも配当利回りは 14.7%と驚異的です。業績は一応伸びていく見通しとなっているので、暴落時には追加購入も考える予定です。

 

美図/Meitu(1357)

損益率 ▲11.4%

美顔アプリ開発メーカーです。部下のCちゃんが知っていたので有名なんでしょう。

短期でさくっと儲けるつもりでしたがうまく行きませんでした。

8/26に決算発表があるようなので、そこまで損切りはしません。

途中株価がハネてそこそこ利益が出れば、そこで売るかもしれません。

 

中国太平洋保険(2601)

損益率 ±0%

大手保険会社です。十分な会社規模と収益、今後の成長、安定した配当が魅力です。

ここ最近は含み益でしたが、米中関係の悪化を受けて値を下げてきました。

値を下げるようなら押し目を狙いたい、長期保有できる銘柄です。

保険業界では平安保険(2318)が業界の雄で、こちらも魅力です。

こちらも安くなれば狙いたい会社です。(お金が足りない)

 

首鋼福山資源集団/Shougang Fushan Resources Group(639)

損益率 +10.4%

株の一部買い取りを実施する石炭メーカーです。申し込みのどのくらい買い取られるかは分かりませんが、確実に一定の利益が出そうなのは嬉しいです。

この会社は安定した収益と財務状況、高い配当に、値崩れしづらい株価と持っていて損のない銘柄です。

 

思摩爾国際/Smoore International(6969)

損益率 +10.8%

今かなり注目を浴びている電子たばこ機器メーカーです。7/27よりハンセン指数に組み込まれます。まだ株価が定まっておらず、日中ハラハラさせられます。

ちょっと予想できないので、しばらくハラハラしながら様子見の予定です。

 

アリババ(9988)

損益率 +5.9%

米中関係の悪化を受けて、一時高騰した株価は一服して買い増しのチャンスかもしれません。この会社は成長し続けるガリバーです。長期で保有するしかありません。

 

なお部下のCちゃんはガシガシ買い増していて、先日聞いたら以前の倍持っていました。彼女の未来は明るいでしょう。

 

7/27以降の香港市場は軟調に推移しそうです。それでも3月のような暴落にはならないでしょうから、当面の含み損に耐えつつチャンスを伺い続けたいです。