先週、日本のテレビを見たら
「新型コロナウイルスは、ほぼ武漢の研究所から漏れたもので間違いない!」
と評論家が説明していて、慌ててチャンネルを変えました。
土曜の昼に、堂々とアジテーション番組を流していいのでしょうか。
香港のデモでも感じましたが、日本のテレビから有益な情報を得ることは年々難しくなっているようです。
とはいえ、情報チャネルにアクセスしないと有益な情報は得られません。私はTwitterを愛用しています。Twitterの情報は玉石混交で、石だらけのテレビよりよほどマシです。
では、どのように玉と石を見分けるか。結構簡単です。
・感情的なアカウント
真摯な怒りはいいのですが、常に感情的だと論理もなく見苦しい。
・特定のポジションを崩さないアカウント
常に反政府だったり日本を貶めるアカウントは、すべて政治活動です。
逆に常に日本を褒めたたえて中韓をヘイトするのも同じ。
・受け売りのばかりアカウント
練られていない情報はバイト数の無駄です。
・ネガティブなアカウント
正しいこともあるのですが、読んでいて気が滅入る。
・やたら断定するアカウント
思慮浅い情報は無益です。
新型コロナで頼りにしているアカウントをご参考までに挙げてみます。
iPS細胞による再生医療の最前線に立つ研究者であり経営者。国の戦略に対する考察が勉強になります。専門家会議の先生方と、ワイドショーのコメンテーター(岡田某など)との圧倒的なレベルの差についても明示してくれます。
なぜか日本は「検査廚」「PCR廚」がテレビ中心に湧き出していますが、その愚かさを丁寧に説いてくれます。(検査そのものを否定はしませんし体制強化は必要ですが、限られたリソースをそこに最優先で振り分けることは得策でない)
世にはびこる悪説を、理知的に、完膚なきまでに撃ってくれます。豊富な知識、実際的なバランス感覚、安定した論理展開は非常に参考になり、読んでいると頭がよくなる気がします。偽物に騙される可能性も減ります。
この他にも、厚生労働省の公式や、クラスター対策専門家アカウント、「8割おじさん」こと西浦先生のアカウント等々をフォローして、情報収集しています。
*なお西浦先生より私は一つ年上で、私が完全におじさんであることを再確認しました
ここ数年マスコミはネットの影響を受けてか、極端な意見での炎上を厭わない傾向があるように感じます。視聴者が減ってきているので強い意見で一部のコア客に媚びるというか。とにかく、どんどん有害な存在になっていると感じます。(せめてNHK)
油断しないようにしたいです。