毎日ダウの乱高下にヒヤヒヤ、ハラハラしています。その結果が香港市場に強く影響することもあれば、意外とリンクしない日もあって、相変わらずよく分かりません。
私の含み損は... もうこの話はいいでしょう。ここ数日はあまり株価を見なくなりました。完全に現実逃避です。笑
手元にお金もないですし、売れるタイミングも来ないでしょうから、次の給料日まで我慢です。(権限使って給料日を早めたい。笑)
新型コロナウイルスは、中国で大規模にアウトブレイクした割にいち早く収束しそうです。3/17時点での患者数はこんな感じです。
一時6万人に迫っていた患者数は、9000人ほどまでになりました。臨時で建設された病院も閉鎖されたそうです。一日の新規患者数も数十人と、小康状態になってきました。
グループ会社の中国駐在の人の話やビジネスの様子からも、中国は湖北省を除けば完全復活に向けて走り出しています。都市の閉鎖という中国共産党ならではの荒業で、驚異的なスピードでウイルス禍を乗り越えられそうです。中央強権の政治体制のいい面が発揮されたと言えます。(これだけ被害が拡大した一因にもなった訳ですが)
私は特に親中という訳ではありませんが、良い面は素直に認めるのが普通だと思います。しかし世の中、特に日本ではそうではなく、このように考える人が少なからずいるようです。
- 中国 ⇒ 嘘つき、患者数も誤魔化してる!
- 中国 ⇒ 人権無視、病人はぞんざいに扱って放置!
- 中国 ⇒ 衛生意識ゼロ、日本に来るな!
- 中国 ⇒ 壮大なバブル経済、いずれ崩壊する!
とにかく「中国」となると拒絶反応を起こしてすべてを悪く捉える人が目に付きます。起きている事を正しく捉えられないのは、認知にバイアスがかかってしまっているのでしょう。
これは香港デモでも感じました。
『デモ隊』 民主化を求める正義の若者たち
『香港政府』中国政府の意を受けてデモ隊を弾圧し民主化を妨げる悪の存在
『中国政府』悪の権化。人民解放軍を投入するか!?
すべての出来事をこの図式に当て嵌めてから認識するので、事実と異なる報道が多くされていました。現地に住んでいて違和感のある報道ばかりでした。特に、デモ隊のスポークスマンである周庭(アグネス・チョウ)が、識者としてワイドショーでコメントしているのには眩暈がしました。日本の政治を日本共産党議員に常に解説させるようなもので、公平性を著しく欠いています。(なお日本共産党をdisる意図はありませんのであしからず)こうした政治的なテーマは、認知バイアスがかかりやすいのでしょう。
何かを考えている際には、どこかのポイントで自分が認知バイアスに囚われていないかをチェックしたいものです。
◆今日の一曲
今日もKIRINJIで。ライムスターとのコラボです。かっこよすぎて痺れます。