解決しそうな中国恒大問題・解決が難しそうな電力問題・菅総理

株(含み損)のことを気にしないようにしたらブログに書くことからも離れてしまいました。たまにだと何を書いていいか分かりません。。。

 

最近の香港市場は中国恒大一色でしたが

・政府が国有企業に資産買取を指示

・株式譲渡で100億元を調達

といったニュース(9/29)を受けて一息ついた感があります。

以前から冷静に情勢分析をされる識者は(田中泰輔氏、加藤嘉一氏、田代尚樹氏)はいずれも、この件はリーマンシ危機にならず当局はソフトランディングさせると予想されていました。まあそうですよね。

中国のネガティブなニュースになると一部の日本のメディアは煽りに煽るので(三峡ダムとか)、距離を置かないと余計に神経をすり減らすことになります。

 

懸案がいい方向に向かって株価も上がるのかというとそうも簡単ではなく、今度は電力不足問題が出てきました。

これは実際の業務でも影響があって、勤務先の中国の関連会社は軒並み計画停電に悩まされています。身近にある工場は自家発電装置があるので電力は賄えるのですが、石油は自分で調達するのでコストが嵩みます。業績の足を引っ張られそうです。

中国の工場はどこもこんな感じだと思います。今から春節に向けて生産量を増やしていく時期にこれでは辛いです。

ただでさえ経済の減速が伝えられている中国ですが、電力問題は輪をかけて深刻になりそうです。

 

これまでに何社かエネルギー関連銘柄を持っていましたが、そこそこの利益で手放してしまいました。今持っていたらいい利益になっていたので残念です。これも勉強です。。。

 ・首鋼福山資源(0639) :鉄鋼向けのコークス用石炭大手、めちゃ高配当

 ・ペトロチャイナ(0857):有名な中国石油大手、けっこう高配当

 ・華潤電力(0836) :ここ2か月で株価が倍に。なんで売るかな~

 

世界的にエネルギー関連が熱いですが、ファクターが多すぎて私にはよく分からず、静観する他ない状態です。

 

菅総理が辞任を表明してからコロナ患者が激減し、緊急事態宣言を解除して去って行くという離れ業を決めてくれました。最後まで仕事人スタイルを全うして頭が下がります

。演説や丁寧な説明は苦手で国民やメディアの不人気を買いましたが、後から評価が上がって行くと思います。

 

会社でも実際に仕事を進める人より上司や周りに説明がうまい人の方が出世し易くないですか?今回もそういう話だと思ってます。(説明も大事ですが。安心感を与えることも仕事)

私も周りへの説明よりは実際に仕事を進められるか、成功できるかを大事にするので、より菅さんに思い入れを持ってしまうのかもしれません。社会で結果を出すことを求められる立場の人は割と共感できると思うのですが。

いずれにせよ菅総理、お疲れ様でした。また官房長官やって下さい。

 

コロナ患者数が面白いように減ってきました。ワクチンの接種率が一定の割合を超えると米国でも英国でもピークの1/20になっていたので、日本もこのくらい減っても不思議でないのかもしれません。(当時の米国、英国はデルタ株ではなかったですが)

そしてワクチンの効果が薄れる半年後くらいに再度感染が拡大したので、日本でも第6波が来るのでしょう。それでも西欧諸国よりもワクチン接種率は高くなりそう(80%超え?)で、多くはマスクも外さないでしょうから、比較的マシになる気もするのですが。

私はいつ家族に会えるんだろう。(もうすぐ2年。。。)

 

明日もみなさんにとっていい一日になりますように。