新型コロナワクチン接種(1回目)

3月19日(金)に新型コロナワクチンを受けてきました。

接種の流れは

  • 入館(身分証明書、予約表を提示)
  • 指定の椅子に座り注意書きを読む。OKなら備え付けのペンでチェック。
  • 待機場所の椅子へ移動。
  • 幕で仕切られた部屋に呼ばれ、簡単な質問(アレルギーや既往症)の後、接種。接種証明書をもらう。
  • 指定の場所に移動して15分待機。
  • 体調に問題なければお土産をもらって退出。

お土産です(シール・マスク)

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香港では、若い世代を中心に接種希望者が多くないようです。

広東語の先生(シノバック接種済)が言うには、香港人は「死ぬのが怖い(驚死)」ことが原因だとか。報道で、どのワクチンで死者や入院があったと聞くと尻込みするようです。

死ぬのが怖いのは万国共通と思いますが、生死にかかわることについてリスクを極端に取りたくない、という意味かもしれません。

各国の接種状況から、生活習慣病の類いに罹っておらず、酷いアレルギー持ちでもなければ、まず安全だと判断しそうですが。

そういう人が多いお陰でさっさとワクチンを接種できました。ラッキーです。

 

香港で確保しているワクチン数は2,000万を超えていて、人口750万人とすれば十分な確保料になります。

ワクチンは、シノバック(中国製)とバイオンテック・ファイザー製(ヨーロッパ製)です。バイオンテックは上海復星経由で支給されています。

つまりは中国政府の計らいでワクチンが提供されています。こういう面では、香港は中国から厚遇されていると思います。昨年1~3月頃の物資不足でも広州・深圳の工場がフル稼働してマスクやトイレットペーパーが集荷されていました。

中国政府としては香港の面倒を見ているのに、市民は反抗的で国際社会からは非難を浴びて、少し同情します。これが中国から離れた地域ならともかく、戦争で英国に奪われて戻ってきた土地でですからね。

悪人になるなら、英国のように悪いと思われないくらい悪くないとダメなのかもしれません。お人好しの日本人には無理そうです。

 

月曜からのマーケットは好転しそうに思うのですが、また裏切られるでしょうか。

引き続き、よい週末をお過ごしください。