香港の返還記念日明け(7月2日)から今日(7月9日)までの相場を見てみます。
・ハンセン指数 28,827.95 → 27,344.54 ▼5.1%
・ハンセンテック指数 8,155.34 → 7,429.49 ▼8.9%
救いなく落ち続けた挙句7月8日にガツンと下げたので、完全に思考停止、現実逃避に走りました。(仕事を頑張った)今日ようやく下げが止まってやれやれ。
要因は、
・Didiへの政府の制裁
・中国企業の海外IPO厳格化
・ネット企業の独占禁止法違反22件へ行政処分
といった管理強化に対して、海外投資家を中心に嫌気を差したのだと思います。
去年まではトランプのツイートで頭をはたかれていた中国企業ですが、今は自国の政府にブレーキを踏まれています。しばらくこの流れが続きそうです。
(この辺りの分析は加藤さんの動画がためになります)
当局もブレーキを踏むだけではありません。経済にやや停滞が見られると金融からサポートします。
【中国株】預金準備率:国務院が引き下げ示唆、4-6月期以降の経済成長減速懸念が高まる https://t.co/v3zPi9EKbN レポート出したばかりですが、引き下げの発表がありました。 pic.twitter.com/QYqayz8RqE
— 二季報WEB(公式) (@Nikihou_Web) 2021年7月9日
影響額は17兆円と大規模なものではなさそうですが、一定の方向性は示されたのではないでしょうか。ここから流れが変わるといいのですが。
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今回の下げ、とりわけ7月8日は精神的に追い込まれました。
経験的にこういう時こそ買い時と理解していますが、数日前に買ったばかりなので自重しました。にしても底が見えない恐怖心の中で買うのは難しいですね。
下がっているときはこれ以上の損失を避けたくなって、売りたい気持ちが強まりますが、下げの中に焦って売るのはほぼ失敗に終わります。
決まったロス率を超えたら売却というルールと、ドカ下げしているときは一旦落ち着いて様子見というルールが矛盾していて、どう扱えばいいのか結論は出ていませんが、7月8日は後者を優先しました。
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ではみなさん、よい週末をお過ごしください。