下げ止まったと思いたい香港市場/IPO/面接

3月30日(火)の香港市場は前日の下げを取り戻して少し前進してくれました。

 ・ ハンセン指数           28,577.50 +0.84%
 ・ ハンセンテック指数  8,180.32 +2.50%

上げたり下げたりを繰り返すことが増えてきて、ここらで下げ止まってくれたと思いたいです。

 

【売却】

藍月亮(6993)@12.24

決算を受けての弱い値動きを見て、ここから上昇に転じるまでは時間が掛かりそうなので見切って売りました。指数に組み入れられて、「北水」の対象になって、決算も出てまだ下がるならもう上がる材料が思いつきません。

そこそこマイナスを喰らってしまい残念ですが、勝ち筋がない状態で株を持っていても仕方ありません。

もし最終消費財に追い風が吹くとしたら、粗利率75%の最強粉ミルクメーカー「中国飛鶴(6186)」と「Global X 消費財ETF(2806)」を持っているので、これらで風を受け止めます。

 

売却や給料で少し資金に余裕が出来たので、IPOでも申し込もうかと思いましたが止めました。

Bairong(6608)はフィンテック系の会社で、売上を急速に伸ばしています。いかにもIPO映えしそうでお金があればガツンと申し込みたかったですが、カツカツのため断念。

結果、グレイマーケットの終値は公開価格の▼8.0%で、お金がなくて助かりました。

何年単位で見れば有望に見えるので、少し気に掛けてみようと思います。ARKFが買わないかな。

 

今日から面接が始まり3人と会いました。ベテランのマネージャーを採用したいので、候補者は全員40代、私と同世代です。

(1)見た目50代、質問の意図を表面的にしか掴めず中身のない回答。キャリアも上司の指示の範囲内で仕事をしていたのか説明が薄い。仕事観も凡庸。

(2)見た目は若い。応答のシンプルさと的を射た内容から頭の良さ、要領の良さを感じる。マネージメントの経験もあり高評価。

(3)金髪でやけに表情が生き生きしている。自分のキャリアとスキルに自信満々。応答や経歴から実力はありそうだがキャラが強すぎて扱いが難しそう。三振かホームランかタイプ。

 

わずか数十分で様々な人生に触れられて貴重な時間です。私は仕事ではゴールまで寄り道せず最短距離で絶対に行きたいので、「採用はないな」と判断すると面接途中でも一気にやる気を失います。でも「その人の人生を覗いてみよう」と気持ちを切り替えればいいのかもしれません。邪(よこしま)かもしれませんが。

 

あと3~5人くらい会うので、こちらも勉強したいと思います。

 

香港に来て何十人と面接をしてますが、この経験が先々の転職の面接で役立ちそうです。

  • 仕事のエピソード、身に付いたことを纏める
  • 強み、弱みを説明できるようにする。
  • 何の能力を使って会社に貢献するかを明確にする

これらを結論を先に言ったうえで、謙虚かつ丁寧に説明できればあとは相性やポジションとの兼ね合いでしょうか。

まあ帰任後にマニュアル本をチェックして仕上げればいいのですが。

 

明日は年度末、漏れのないようそつなくやりましょう。