香港株ポートフォリオ振り返り

香港株のPFの振り返りをしてみます。

かなり仕上がった感があるので、よほどの事がない限り動かさない予定です。

 

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【ETF】

  • ハンセンテック指数ETF (比率:20%, 損益:+30%)

昨日触れたので簡単に済ませますが、PFの主力に置いており、持っていて安心です。

このテック指数の対象は、テンセント、アリババといた ITサービスに特化しておらず、Sunny Optical やレノボといった製造業も入っているのが面白いです。こうした銘柄もパフォーマンスがいいのが有難い。

中国のハイテク産業が伸びて行かない訳がないので、本当に持っていて安心です。(2回目)

  • Global X ETF (EV/クリエネ/消費財/バイオ/半導体)(比率:21.4%, 損益:+11.9%)

中国のテーマETFを5つ持っています。中国の経済成長の中でも熱い分野の果実を得ることを期待しています。

購入して1ヶ月半で、しっかりと含み益を稼いでくれています。もっと早く、大きく買うべきETFでした。

 

ETFで 4割を占めています。本当はもっと大きな比率に育てたいのですが、どうしても現在の個別株が手放せないため、この比率になっています。

 

【個別株】

  • テンセント (比率:+12%, 損益:+26.5%)

大正義テンセントです。20年のほとんどの時期をアリババに傾倒していたので、テンセントをPFに加えたのは昨年11月でした。それでも年明けからの急騰を取ることができたので、含み益が育ってきてくれました。

中国最大のITプラットフォーマーであり投資会社で、企業価値の増大が止まることはないでしょう。

難点は最低購入金額が大きいところで、私のように資金力が貧相な者にとっては買い増しが難しいです。(現時点で約100万円)株式分割されて、投資しやすくなるといいのですが。(過去2014年に5:1で実施)

  • Sunny Optical (比率:10.3%, 損益:+57.1%)

昨年8月、株価がどんどん上がっている時期に購入しました。その後、顧客であるファーウェイへの制裁問題が起きたため、しばらく軟調な時期が続きました。

米国大統領選が終わった時期から株価が急騰し始め、今ではかなりの含み益を稼いでくれています。

同社が扱う光学機器は、電子機器の「目」です。スマホ、車載用を中心にマーケットは拡大を続け、かつシェアを増やしています。

握力が無くても保持し続けられる優良銘柄と思います。

  • 吉利汽車(比率:9.3%, 損益:▼5.0%)

鴻海や百度、テンセント、韓国SKグループ、次々と提携して未来への布石を打っており、日本人中国株クラでも人気の企業です。

既に安定した経営基盤を得ていることと、次々に前向きなニュースが入ってくるので今年に入ってから参戦しましたが、高値掴みをしたので含み損です。(買うのが下手)

この会社は長期で見ていけばいいので、楽しみに持ち続けます。

  • BYDエレクトロニック(比率:8.4%, 損益:▼5.6%)

スマホなど電子機器の部品製造や組み立てをEMSとして請け負っています。去年はマスク製造にも参入しました。

1月下旬に、制裁を受けたファーウェイから分離独立した「栄耀(Honor)」ブランドのスマホ生産を受注するというニュースがあり、株価が急伸しました。

その後株価は調整に入って、高値掴みをした私は含み損に喘いでいますが、上のニュースのように、中国のスマホ産業のサプライチェーンにしっかり入り込んでいる同社は、先々も楽しみな会社です。予想PERも18とまだまだ割安に見えます。

しっかりホールドで行きたいと思います。

  • 恒大物業(比率:5.8%, 損益:+41.5%)

IPO時から気に掛けつつもスルーしていたら、Twitterの中国株クラで話題でになり興味が。その後、利益が2.8倍になるとのポジティブアラートが出て株価が暴騰。

それに乗っかった結果、いい含み益になっています。 珍しくイナゴが成功した事例。

最近も同業の買収を発表して、恒大グループならではのイケイケ感を感じます。(親会社はそれで資金繰りに苦労していますが)

不動産管理業は、物件数が増えれば増える程粗利率が増えるのでは?と思います。不動産に紐付いた、いわば究極のサブスク・サービスなので、この会社は心配なくPFに置いておけます。

  • 中国飛鶴(比率:3.9%, 損益:+26.9%)

中国トップの乳児用粉ミルクメーカーです。香港で見ないので製品を実感できませんが、業績の伸びが半端ありません。

悔やむべくは、この会社が16~18ドルでレンジ相場だったときに買い増ししなかったことです。下がったときに「もっと下がるかも」と欲張って買い時を逃したのが敗因です。(買うのが下手)この会社への信頼度と所有株数がマッチしていないのが残念です。(しかし今は買いたくない)

中国国産メーカーを支持する「国潮」にも乗って、今後ますます成長していくでしょう。

  • ブルームーン / 藍月亮(比率:5.1%, 損益:▼9.3%)

ここ最近の値動きが軟調でなぜなのか調べたのですが、2/5からショート取引ができるようになったからかもしれません。IPO上場、約2か月後から解禁になるのでしょうか。(最近、二季報の空売り上位20に入っていたので気になっていました)

まあ、気にせず持って入れば影響ないでしょう。

いずれストックコネクトの対象となった時に、暴騰することを期待して持っています。そこで売っても良し、ずっと持っていても良しという姿勢で構えています。

  • 首鋼福山資源(端株のため略)

 単位株数に足りないので売れません。今後HSBCに相談しようかな。

 

改めて所有銘柄への信頼感を再確認できました。 

これからは米国株PFを育てるつもりなのですが、やはり慣れ親しんだ香港株の方がアイディアがよく浮かぶので悩みどころです。

そのときどき悩みながら全体的にPFを構築してきたいです。

 

中華圏も新年を迎えました。新年快楽!身体健康!恭喜発財!丑年も皆さんにとっていい年でありますように!