経済アナリスト/アリババ/信者

一般人が相場の未来についてあーだこーだ言うのは自由だし楽しいものですが、経済アナリストといった人が「テスラがSP500に組み込まれたタイミングで暴落!」「ブラックマンデー注意!」「今がバブルの絶頂!」と言って、その通りに行かなかったら、一言それに触れてしかるべきだと思うんです。

 

未来が分かる人間なんていないので、読みが外れるのは問題ありません。しかし、なぜ外れたのかについて言及しなかったり、そもそも外れた過去を無視して違う話を始めるのは、職業人としての真摯さに欠けると思います。

 

Twitterの株クラ民に煽られたらムキになって、反論とも言えない暴言を吐き、「忙しいのでしばらく消えます」は子供のようです。

いやはや、経済アナリストって大変な職業ですね。(私が何か被害を受けた訳ではないです。念の為)

 

2月3日の香港は、日中ずっとハンセン指数は前日比マイナス、テック指数はプラスで推移しましたが、最後の最後にハンセン指数が上に切り返し、どちらもプラスで終えました。(バブルの絶頂!?ブラック・サーズデイ注意!!)

  • ハンセン指数 29,307.46 +0.20%
  • ハンセンテック指数 10,125.72 +1.50%

朝から売りが先行する銘柄も目立ち、利確勢が多かったのかもしれません。

 

アリババは前日なかなかの決算を発表したものの、大きく下げる展開でした。アントの事業についての不透明感が拭えない事に嫌気が差されたのかもしれません。

と思ったら、最後の最後にぐいんと株価が伸びて終わりました。まるで一日潜水してたみたいです。一説には、アント事業について当局と合意があったとニュースがあったそうです。今はノーポジなので気楽ですが、持っていたらどっと疲れそうです。

 

PFは前日比+1.1%とまずまずでした。所有銘柄では、

  • Sunny Optical(2382) +5.0%

が伸びてくれました。衆安保険(6060)も日中+5%超上がったので、

  ・衆安保険 → 売り

  ・薬明生技 → 買い

というコンボが頭をよぎりましたが、HSBCは決済が2日遅れで、入金よりも出金が早くなる可能性もあるので止めました。(要は手元にお金がない)

「今日は何も取引しない」と決意して臨んだはずが、日中はもう「売ろかな」「買おかな」ばかり考えてしまい、軽い決意です。楽しいので仕方ありません。

 

有名な投資系インフルエンサーには、必ず「信者」がいるようです。

 

以前にも書きましたが。高橋ダンさんの動画にコメントしたら、変テコなレスが信者からきて閉口しました。(なお私は高橋ダンさんの動画は勉強になるのでほとんど見ています)

彼はハーフかつ育ちがアメリカなので、時折外国人視点で日本政府や社会を批判します。(それは問題ありません)

それに対して、冴えない一部の日本人が自分の鬱屈を晴らすべく、感情のままに同調しているのが問題です。(決めゼリフ「ダンが国会議員になってくれ!」)

他人の言動に自分の感情を乗せて解消するのは、いい大人がすることではありません。

大人は自分の持ち場で何とかするものです。

 

「じっちゃま」こと広瀬隆雄さんにも多くの信者が集結しています。(広瀬さんの動画も勉強になるのでよく見ます)

ライブでの質問やTwitterでの信者の追従ぶりを見ると、投資とはいかに人を不安にさせるのかと感じます。見えない未来に対して、誰かに依存して判断を委ねたら楽にはなれるでしょう。相手が年長者で経験豊富で自信たっぷりだとなおさらです。

 

初心者なので大きなことは言えませんが、誰かに依存して相場に向き合っているうちは大きくは勝てないと思います。肝心な時に自分でお金と動かせない人が、相場で通用しないでしょう。

何より、実生活でも何かに依存してそうなのが見て透けるのが好きではありません。

 

とはいえ、これからも投資系インフルエンサーの方からは有益な情報を得ていきたいです。

 

このまま2月が、多くの人にとって絶好調な月となりますように!