決算シーズン真っ只中です。所有銘柄、気になる銘柄について雑感を綴ります。
◆美図(1357) :売上伸長、赤字大幅縮小
スマホの美顔アプリを開発しています。広告を非表示にするサブスクプランが好調で、着実に黒字化に向かっています。
株価は、決算発表で 1.55 → 1.7HK㌦とまあまあ上昇しました。ただ所有単価が高いのでもう少し値上がりしてほしいところです。次の決算まで持ち続けてもいいのですが。
◆広州富力地産(2777) :売上、利益減も下期は目標売上確保見込み
大手不動産会社です。中国では1~3月にさっぱり不動産が売れず、値下げで販売量を稼いだ都合、不動産会社はどこも業績が良くありません。
それでもこの会社は4~6月で挽回し、前年同期比数%のマイナスで抑えてきました。
中国の景気もすっかり回復基調にあるので、下期はさらに挽回しそうです。
これらの見通しから、PER 2.9、配当利回り 14%と地の底を這っていた株価も少し戻してきました。
この会社は配当がバグっているので、そこが揺るがない限りガチホ予定です。
◆Smoore Int'l(6969) :売上+30%も資産評価減で利益大幅減少
電子たばこ製造会社です。IPOで上場したばかりですが決算発表がありました。
売上は +30%と順調に伸びています。利益は資産の評価替えの影響で▲90%となりましたが、事前に通告されていたので問題ありません。
それよりも、ここ2日間株価が軟調なのが気になります。
これまで深圳市場から常に買い越しだったのが、この2日は売り越しになっています。
いずれにせよ、当面40HK㌦の壁を越えられなさそうです。次にその付近に到達したら一旦手放してもいいと考えています。
◆Alibaba(9988) :売上+34%、純利益+124%
最近ようやく株価が着火した感じです。大して持ってないですが、安定した含み益がポートフォリオを支えてくれています。当然売ることはありません。
部下Cちゃんは私の4倍持っているので、4倍のスケールで幸せが拡大しています。
ここからは持っていない銘柄です。
◆衆安保険(6060) :黒字化!
ネット保険のパイオニア、株主がアリババ、テンセント、平安保険に投資目的でソフトバンクも名を連ね、成功を約束されたような会社です。
今期、遂に損益が黒字化した決算を発表、それまでも上げ基調だった株価に再ブーストがかかり、今日だけで +22.9%上昇しました。異常な値上がり幅です。
昔持っていましたが含み損の期間が長く、楽になりたいがためにちょいプラで売ってしまいました。買ったら下がるし売ったら上がるの典型で、いい勉強をさせてもらいました。今は指をくわえて生暖かく見るだけです。
◆薬明生物技術(2269) :売上+21%、利益+64%
製薬の受託開発企業です。何か月も前から株価を見ていますが、するすると上がってしまったので手を出せません。最低購入価格も高くエントリーは130万円からです。私の香港の資産額はそこまで大きくないので、 気軽に買える額ではありません。ただただ好調な株価を眺めるのみです。
今日部下Cちゃんが今日「友達が3つ銘柄を教えてくれて、その内1つ買ったらいきなり10%上がりました~」と上機嫌で話しかけてきました。その買った銘柄がこの会社です。Cちゃんめっちゃ金持ってるやん。。。さすが香港人です。
なおこの会社、アリババもですが9/7よりハンセン指数に組み込まれます。
◆小米(1810) :売上+8%、純利益+31%
小米も同じタイミングでハンセン指数に組み込まれます。決算結果が予想を大きく上回って株価は2日で+17%と高騰中です。
薬明生物技術と違ってここは購買単価が安く、いつでも買えたのですが買いそびれました。(ごりごりの結果論)
結局、次にハンセン指数に入る3社、アリババ、小米、薬明生物技術はどれも株価絶好調です。そんな単純な買い方でよかったんですよね。
なお今おすすめは?と聞かれると、キャセイパシフィックと答えるでしょう。
これから香港は中国・台湾・タイ・韓国といった新型コロナ安全国同士でトラベルバブルを構築し、観光や出張の移動を再開していくと思います。
株価は昨年のデモの影響も受けていたので、コロナをある程度克服して気が付けばデモもないとすれば、かなりの確度で急回復する時期が来るはずです。
現時点で打診買い程度しか持っていませんが、どこかで買い増したいです。
明日からも決算発表が続くので、所有銘柄の好決算を期待します。
少しでもCちゃんに追いつきますように。