アメリカでは、黒人男性が白人の警官に殺された件で大規模なデモが発生しています。
ニュースで流れる動画は刺激的ですが、去年の香港のデモでは実生活と報道の差を痛感しました。注意深く情報を追いたいです。
なお日本の報道が暴力的なデモに偏っている点については、20/6/4リリースされたバイリンガルニュースでも言われていました。
* バイリンガルニュースは、podcast番組です。Mami、Micheal が日本語と英語でニュースを紹介していて、扱う話題がユニークで刺激的です。(直近の話題は「BLM抗議、自動オムレツ、クオーク物質、死海文書DNA」)
私が新型コロナ関係の情報ソースとして信頼していた高橋政代先生も、バイリンガルニュースにゲスト出演されたことで知りました。(高橋先生は、iPS細胞で網膜疾患を治療するベンチャー企業「ビジョンケア」を立ち上げ、研究・事業の最前線にいらっしゃる方です)
本題に戻ります。
デモは全米各地、更には欧州にも広がって、多くの人が集団になって声を上げています。
新型コロナは大丈夫なのでしょうか。
現在、アメリカでは患者数が2万人/日増加し、1千人/日亡くなっています。
一時に比べれば減少傾向にあり、経済再開への期待感からニューヨーク市場は大活況です。
これが再度、新型コロナの勢いが戻り、もう一度ロックダウンとなると、株価は大暴落するかもしれません。既にカリフォルニアでは患者数が増加傾向に転じたそうです。
一方、気になるニュースもあります。
ウイルスが弱体化して、致死率が低下しているというのです。WHOは否定していますが、アメリカの新規死者数はどんどん減っています。(イタリアの医師の見解とアメリカの状況が直接的に結びつくかは微妙ですが...)
一方、患者数はそれほど減少に向かっていません。
考えられる理由は、ウイルスの弱体化の他に
- 医療体制が持ち直した
- 治療薬(リムデシビル)の効果
などが考えられますが、本当のところは分かりません。
要因は不明ですが、死者数の減少は明らかで、状況は好転しています。
もしデモがあっても死者数が増えないとなると、アメリカは経済活動をより活発化させるでしょう。
となると株価はさらに上がっていくでしょう。
さて現実はどちらなのでしょうか。もうさっぱり分かりません。
悩む日々が続きます。