荔枝窩から鹿頚をハイキング

おそらく今週末から5人を超える集会の禁止が解除される香港。

再開されるハイキングサークルの準備として、新しいコースを下見してきました。

 

九龍半島の最北東部、深圳はすぐそこです。

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新型コロナでハイキングを止めていましたので、一か月ぶりのハイキングです。

 

荔枝窩へは、大学駅近くにある馬料水埠頭からフェリーで一時間半の場所です。

埠頭は他の行き先のフェリーもあるのですが、それでも信じられないほどの人で溢れかえっていました。本来なら海外に旅行に行きたい香港人が、せめて休日を楽しもうと集まっているのでしょう。フェリーを並ぶ列が何百メートルにも伸びていて、密集放題でした。もう香港では、新型コロナは過去のものになりつつあります。

 

船旅の途中に珍しい地層が見えて多くの人が写真撮影。

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島の間を抜けて走ります。

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めちゃめちゃ乗船してました。

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荔枝窩(ライチウォー)はマングローブが海岸に茂る面白い場所です。面白い木も多く生えています。

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この日の香港は最高気温は30℃を超えており、繰り返す登り下りを経るうちにバテてしまいました。復帰戦で炎天下に15km歩くのは厳しいものがあります。休憩を何度も取って同行した方を待たせてしまい申し訳なかったです。途中の茶餐廳(ちゃーちゃんてん→大衆食堂的なやつ)で飲み食いできて生き返りました。

 

道中、対岸に見える深圳のビル群と、香港側の自然の対比が印象的でした。

 

左が深圳、右が香港

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会社のお姉さまに「深圳もビルの後ろに山があって、香港島みたいだったよ」と話したら、「そうですねぇ。でもそれは香港ではありません。深圳は中国ですからね」と香港人のプライドを感じる場面がありました。根深いです。

 

帰りもかなりの人で、3台目のミニバスに乗り、粉嶺駅から家路に着きました。

 

一台に16人しか乗れないので列がさばけません。

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久々にしっかり歩けて楽しいハイキングでした。大満足です。

次回のハイキングでは、暑さ対策を十分にして臨みたいです。