痛ましいニュースがありました。
先日「お客様化する子供たち」という記事の中で、「お客様」として育った若者が、社会に出た途端、使役させられる側に回る不幸を書きました。
まさにこれが表出した事象と思います。
このニュースで引っかかったのは、主犯(?)と思われる人事課長の残した文面です。
この超高圧的な文面は酷いです。しかも 54歳にもなって...
人格的な成熟が一切見られず、自省を試みた形跡もなく、充満する歪んだ全能感と自己肯定感は腐敗臭すら感じさせる程です。
身近にいたらキツい。いかに距離を置くかだけを考えそうです。
1988年入社でまさにバブル世代です。この世代にはノリと勢いだけで物事を進めようとしたり、自分に甘い人が多めな印象で苦手です。氷河期世代は基本バブル世代と相性悪め。笑
社会に出る前にメンタルに支障をきたし、自死を選ばれてしまったことは本当に不幸です。
自分の子供がこういう悩みを抱えていたら、早々に内定辞退を勧めます。本人が自分で気が付いて、こうした怪しい人事のいる会社を避けられるのが一番いいのですが。
しかし、今はどこの会社も入社前にSNSで内定者を管理するのでしょうか。ぜんぜん良い制度とは思わないです。
学生時代にしかできないことを経験した方が、人間性が豊かになって後の仕事に活きるでしょう。
仕事のことだけを考える人の仕事は、大したことがないので。
20年も社会で揉まれていると「こいつヤバい!」「DQNだ!」と分かるのですぐに逃げたり手を打ったりできます。大事に育てられた学生さんには難しいでしょう。
残念ながら、54歳のおっさんのような人はそこら中にいます。ますます学生時代の苦労の重要性を感じさせられたニュースでした。
◆今日の一枚
香港はイースターの四連休。家で暇すぎるのでパワプロ復帰勢。