新型コロナウイルスに昨年は反政府デモと、会社に行くことが危険な場面が増えた香港、先月からテレワークを導入しようと下のようなサイトで研究をしていました。
肝はIT環境で、家から会社のネットワークに接続し、業務システムやファイルサーバーにアクセスできること、チャットやWeb会議システムで双方向のコミュニケーションを簡単に取れることが必要です。
うちの会社は、以下がネックとなっています。
・事務作業をする人のパソコンがデスクトップ(持って帰れない)
・親会社のF/Wの規制が厳しく、VPNからファイルサーバーにアクセスできない
これは、
・共有用ノートパソコンを購入し、リモートで自分のパソコンを動かす
・ファイルサーバーのデータをboxに移行し、社外からアクセス可能にする
コミュニケーションツールはZoomの無料アカウントでいいかと思っています。
まあこれは急ぎではないのでぼちぼち進めます。
なおテストで部下のCちゃんと通話してみましたが、正面のショットがモニターいっぱいに映ってドキっとしました。普段近距離で正面で話す機会はないですからね...(Cちゃんは結構美人なのです)
この他には、事前申請と事後の業務報告をするワークフローシステムを作ったり、就業ルールを整備したり、準備すべきことが結構あります。
総務のお姉さんと協力して粛々と進めていますが最近、ある日本人駐在員やうるさ型のローカルスタッフの一部が社長に「どうしてうちはテレワークできないんですか!」と陰で抗議しているようです。
元々ノートパソコンを持っている営業職なら明日からでもテレワークできるでしょうが、それだとアシスタントから不満が出てきます。
危機的状況なら一部の社員だけでもテレワークにしますが、香港はまだそこまでの状況ではありません。
とはいえ患者数は増加傾向にあるので、ばたばたとテレワークの準備を進めています。
本当はもう少し早くやっていればよかったのですが、
・香港は3月中旬までコロナは平和だった
・他の業務(毎年の給与改定、就業時間短縮、前社長の帰任)
に労力を割いており、テレワークはその後の課題と設定していました。
それを結果論で、直接こちらに言わずに陰でごちゃごちゃ言っている社員がいるのは心底腹が立つわけですが、それも燃料の一つにして頑張ります。
◆余談
社長から「直接テレワーク制度がないことについて、苦情を言ってくる社員が居る」と聞かされた私は、駐在員全員に対して
・話すべきことは、話すべき部署に言うこと
・テレワーク導入は準備を進めており、進捗あり次第報告すること
とメールしました。
その日の夜、文句を言っている駐在員と飲んだ社長は、そいつから何度も何度も同じような文句とクレームを聞かされたそうです。
(そして今朝、その顛末を愚痴として社長から聞かされました。筒抜け...)
仕事のことで思うことがあれば、正々堂々と責任部署の長である私に言って欲しいところです。そうすれば、余計なステップを踏むことなく前向きな議論ができるはず。
反論されるのが怖いのか、私の態度が悪く直接話したくないのかは分かりませんが、社長を使って自分は傷つかずに意図を通そうとする卑怯な姿勢は到底受け入れられません。仕事で筋を通さない人間は嫌いです。
愚痴っぽくなりましたが、前向きに闘志満々です。このプロジェクトも頑張るぞ!
◆今回で100投稿目
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お陰様でこの記事をもって100記事となりました。
これからも、香港での仕事と投資と生活のリアルを綴っていければと考えております。
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