久々に仕事の話です。
自分が「こんな会社だったらいいな」を、赴任先の会社で好き勝手に進めています。
これまでやったことは、
- 休日を増やす(2~3日/年)
- 年休を増やす(1~2日/年)
- 就業時間を短くする(15分/日)
- テレワーク制度を作る(2日/月)
- 職位を増やして昇格機会を作る
- 昇格したときに給料を大きく上げる
- たまに特別ボーナスを支給(駐在員はもらえません...)
- 興味のある社外研修を受講してもらう
- オフィスを郊外から中心地に移転
コロナ禍の最中はローテーションを組んで、全社で40~50%程の出勤体制でした。
それでも業務が回っていたことを考えると、テレワークの日数はもっと増やしていいでしょうし、勤務時間も短くするべきなんでしょう。
こうした取り組みのお陰で、年一回実施する従業員アンケートは非常に高い満足度になっていました。これは嬉しかったです。
一貫して従業員満足度の向上に努めているのは、これが仕事の成果に結びつくと信じているからです。嫌な職場でやる気なくする仕事が、いい結果に繋がるはずもありません。高い成果は機嫌のいい職場から生まれます。
業務改善の取り組みも好きなので進めています。
サイボウズ社のkintoneは、うちのようにIT部門のない小さな会社でも自分達でワークフローやデータベースが作れるので便利です。
テレワークの申請業務を帳票で運用したら、大量の申請書を扱うことになり、混乱して紛失も頻発しそうです。ワークフローならメールで通知が来て画面を開いてボタンを押すだけなので簡単です。履歴がデータで残るのも便利です。
RPAにも取り組んでいて、営業事務をロボット処理でできないか、社外の会社にお願いして進めています。目先マンパワーが足りていない訳ではないですが、こうした技術は適度に取り入れて行かないと時代においていかれます。
厳しい経営であれば、業務効率を上げて不要になった人員は配置転換やリストラをするのかもしれません。
うちはそんなに厳しい会社ではなく、安易なリストラが引き起こす従業員の不信感は経営にマイナスなので、自然減をこうした技術で補うのが落とし所だと考えています。
個人的にも、キャリアとして流行りの技術のプロジェクト経験があると、強みになりそうです。
従業員には、会社を好きになって欲しいと色々な取り組みをしていますが、私自身は日本の親会社に愛想が尽きている面もあります。
もし将来転職するとしたら、こうした経験はプラスに働くといいなと期待しています。
(とにかく早期退職での割増退職金が欲しい...)
いつまで香港に居るかもわからないので、できることをどんどん進めて、もっと働きやすい会社にして行きたいです。