カンボジア旅行 ~アンコールワット~

香港のクリスマス休暇を利用して一人でカンボジアへ旅行に行ってきました。

古いお寺が好きで、一生に一度はアンコールワットを見たかったのです。

旅行は香港にある邦人向け旅行会社「パンダトラベル」のツアー(2泊3日)を利用しました。

・航空機代

・ホテル代

・ガイド・運転手代

・食事代

これらの費用込み込みで7,500香港㌦(10万円)。クリスマスシーズンなので結構高いです。でもカンボジアはまだまだ発展途上国、交通インフラも整備されていません。言葉(クメール語)も通じない中で、個人で行程を組んでこなすのはかなり難しいです。現地ガイドと車があって助かりました。

 

旅の行程に写真とメモを添えていきます。

1日目 入国(ビザ取得)

カンボジアに入るにはビザが必要です。ガイドブックには、事前取得や写真が必要と書いていますが、一切必要ありません!シェムリアップ空港に関しては、30米㌦さえあれば入国できます。

行きの飛行機でもらう入国カード、税関申告カードに記入しておき、空港のビザのカウンターへ行ってパスポート、カード、お金を渡せばOKです。違うカウンターからパスポートが返されて、そこのページにビザが貼られています。

 

1日目 昼食

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クメール料理、美味しかったです。大きなレストランに一人だけでした。料理が出てくるまでガイドさんが隣に立って説明して下さるのですが、「このまま話を聞きながら食べるの?」と不安になりましたが、食べ始めるタイミングで一人に。

 

1日目 アンコールワット

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12世紀に作られたアンコールワット。壮大でした。大量の石を用いて、最高の美術センスと建築技術で構築された、人類史上最高の建造物の一つです。自然と頭が下がります。

カンボジアでは、70~90年代まで内戦状態にありました。アンコールワットも大きな被害を受けていて、銃弾の跡が至る所にありました。仏像も破壊されていて、未だに戦火の跡が残っているのが印象的でした。

 

1日目 プノン・バケン

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夕暮れがきれいに見える寺院です。高台に登って日の入りを待ちました。17時半くらいの日の入りでした。

 

1日目 夕食

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カンボジアの古典舞踊を見ながら夕食です。ビュッフェが美味しく、ダンスも優雅で妙に色気があり、かなり楽しめました。

 

宿は高級ホテルを選ばなかったので、安い割には普通でよかったです。洗面台の虫が終始怖かった… テレビの吹き替えドラマのクメール語が妙にクセが強く、思わず動画を撮ってしまいました。

 

 どのドラマを見てもこの女の人の声なんだが...カンボジアは声優不足!

 

2日目 アンコールワット(日の出)

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 朝5時に集合して、アンコールワットで日の出を見ました。日の出は6時40分くらいでした。欧米人と日本人が多く、中国人、韓国人はあまりいませんでした。朝の強さが違うのでしょうか。

 

2日目 アンコールトム

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アンコールトムの中心はやたら顔が彫られてましたね。仏様の安らかなお顔には癒し効果があります。人々の祈りを受け続けてきたことでしょう。

タプロム寺院は、木と寺院がこんがらがっていて面白いです。熱帯地方の植物の成長力はすごいですね。

 

2日目 昼食

中華のビュッフェでしたが、美味しくなかったです…

 

2日目 バンテアイスレイ

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「東洋のモナリザ」がある寺院です。彫刻の様式がアンコールワットのそれと変わっていて美術表現の広さを感じます。

 

この後、提携のお土産屋、マッサージに行き、ナイトマーケットへ行きました。

ガイドさんは、日本人篤志家が設立した日本語学校の出身で、学費は無料だそうです。その代わり、提携のお土産屋とマッサージ屋の利益で運営しているそうです。

ガイドさんも運転手さんも丁寧で満足していたので、応援の意味を込めて、要らなさそうなものも含めてお土産を買いました。

 

2日目 夕食

広ーいレストランに2組だけでした。春巻き以外は微妙でした…

 

この日もクメール語吹き替えドラマを見てました。昨日と同じ声...

 

 

3日目 帰国

飛行機が午前発でしたので、車で空港に送ってもらって行程終了です。

どうもガイドさんは早く仕事を終わりたいのか、不必要に早く待ち合わせて空港に送ろうとしてきました。空港でヒマだったので株取引をしてました。

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シェムリアップ空港はそれほど大きくないです。そのせいか、日本との直行便がありません。現在、新空港を建設中ですので、日本との直行便もできることでしょう。

 

カンボジアはまだまだ貧しい国です。学校の先生も不足しており、子供は午前か午後だけに登校し、その他の時間は家の手伝いで農作業をしたり、観光客に商品を売ったりしています。

こうした国に行くと、香港の過ごし易さがよく分かります。まして日本の素晴らしさといったら。わが子には、日本に生まれたことにを幸せに感じて、恵まれた環境を活かしていってくれればと思います。