いつものハイキングサークルの有志7人でハイキングに行きました。
マクリホーストレイルの5段です。香港政府観光局もおススメのコースです。
香港の象徴といえばライオンロック(獅子山)ですが、この裏山を歩くコースです。香港の市街地を眼下に見ながら歩けるので、美観を楽しみながら運動ができます。
黄大仙から見上げるライオンロック
ライオンの頭を背中から見たところ
あいにく曇りでしたが、所々ある展望台からの眺めは爽快なものでした。
日本から友人や家族が来たら、一緒に行きたいくらいおススメです。
打ち上げは中心地の旺角(モンコック)までバスで出て、「倫敦大酒楼」で飲茶を楽しみました。昔ながらのワゴンで注文するスタイルです。有名店ですが初めて行きました。
昨年の春節休暇は風邪で寝込んでいたのですが、今年はBBQにハイキングと楽しく過ごすことができました。
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終わって女性二人と同じ方向で帰ったのですが、その二人は一緒だったおじさんが大の苦手と話し始めて驚きました。
そのおじさんは超一流企業で地位ある立場を務めた方で、今は顧問のような立場で香港に駐在されています。地位もお金も得た一世代前の典型的な勝ち組サラリーマンです。価値観も一世代前で止まっており、その女性には「子供を置いてハイキングに来てるの?」「あなた主婦でしょ?」と言っていたそうです。
家庭を調整してやっと来れたハイキングでこのようなことを言われて、その方はとても悲しさを感じました。それ以降接触しないようにしているそうです。
この発言については、家それぞれの事情がある中で、狭隘な価値観で他者を決めつけて断罪するものですので適切ではありません。愚かとさえ言えます。
ただ、自分もどんどん旧世代になりつつある中で、新しく出てくる価値観にどう向き合うかは難しい課題です。正しいことや改善されたものはどんどん受け入れたいですが、なんでも新しければ正しい訳ではありません。
日本人は強い宗教心を持たない文化ですので、価値観が揺らぎやすい傾向にあります。(一方で柔軟性に富む面もあります)一本軸になる自分なりの哲学を持って、それに則って新しいものに対処していくのがいいのかもしれません。話が逸れすぎました。
明日から仕事が始まります。新型肺炎でかなりバタバタしそうですが、充実した休暇ですっかりリフレッシュできましたので、また頑張りたいですね。