うちの会社では45歳以上を対象に、早期退職制度を実施中です。
これまで何度も実施されていますが、制度の概略はこんな感じです。
◆表ルール
・一定の年齢以上の社員が対象。40歳、45歳以上が多い。
・通常の退職金に特別額が加算されて支給される。
加算額は年齢によって変わるが、月給の20~40ヶ月程度。
定年まで数年のときは、60歳の退職金が満額支給される。
・転職支援制度もあり。
◆裏ルール
・会社は辞めさせたい社員を既に選んでリストが作成されている。
・辞めさせたい社員は同意するまで面談。
・部署に辞めさせないといけないノルマがある。
裏ルールがあるために、追い出し部屋のような陰湿な行為がある訳です。
私が経験したものでは、2013年頃に行われた早期退職がとても激しいものでした。
本人が希望すれば退職者が公表されないので、気がついたら居なくなっている方も多くいました。私の部署でも対象者がいたのですが、本人の希望で送別会もなく、どう声を掛けていいのかも分かりません。辞め際に過激なメールを大勢に送りつけて辞める人がいたり、残された私たちの仕事も増えて9時10時まで残業をしたりと、会社全体が暗澹たる雰囲気に包まれていました。
先日、ちょうど45歳の先輩と飲んだとき、早期退職制度の退職金を教えてもらったのですが、なかなかいい額でした。その額は
「4,000万円にかなり近い3,000万円台」とのこと。思っていたより多いです。私が次回対象年齢に達してこれだけもらえるなら、辞めることを中心に検討したいです。
なお退職金の税金は、退職金 3,800万円、勤続24年とすると約440万円になります。
手取り3,360万円ですね。これがもらえて同程度の給料の会社に転職したら大儲けな気がするのですが、何か罠でもあるのでしょうか。。。
ここからはシュミレーションです。
あと2年で香港から帰国して、すぐに早期退職で辞める場合のバランスシートです。
資産 10,900
現預金 5,000
有価証券 900 (香港㌦)
土地 2,200
建物 2,800
負債 3,260
借入金 3,260
資本 7,640
手元現金は2,000万円残すとして(超心配性)、3,000万円は運用に回します。
これの利回りが3.5%、香港の有価証券は7%として、年間の不労所得は168万円です。まだまだリタイアはできませんが、ここまでくればお金に苦労する事はなさそうです。
その3,000万円を何で運用するか、前回は不動産を考えていましたが、まあそれはこれからおいおい考えます。
お金の事を考えるのは楽しいですね。
今日の一枚
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