IPOローンの検討

HSBCの証券口座からIPOを申し込む際に、たまにローンを使える銘柄があります。

基準は不明ですが、おそらく高い確率で値上がりが期待される、優良銘柄に適用されているようです。借金して株を買った人が損を抱えてしまうと、貸した側も面倒だからでしょう。

 

昨日記事にしたYeahka(9923)は、ローンが使える銘柄です。

 

 

 

条件は、

  • 期間:上場後4日間
  • 金利:2.2%/年
  • 限度:貸し出し金額の10%を自己資金で支払うこと。

金利はたった4日間なので、500万円借りても支払いは1,000円程度です。手元の株を売った時の手数料の方が高いです。(1,500円/回)

これまで、借金をして投資することは怖くてできませんでしたが、IPO株だけはこのローンを使おうと思います。当選した分しか支払わないため、申し込んだ全額を借りることは稀で、いっても申し込んだ20%程度までにしかならないと思います。

 

勝ち目の高い銘柄には、大きな金額を申しこまないと当選できません。しかし、毎回それだけの金額を手元に用意するのは大変です。しかも、ほとんどが落選するため資金効率が悪いです。

申し込みから当選発表まで1週間はかかるため、資金がロックされるのも痛いです。

 

部下のCちゃんは、いつもローンを使ってどかんと申し込んで、当選株数を確保して儲けています。なので私にもローンを勧めてきます。今回検討してみて、その意味が分かりました。

 

締め切りはまだ先なので、もう少し悩もうと思います。事故ると終わってしまうことを肝に銘じて...

 

 

 

 

 

 

おそらく儲かりそうなIPO株【Yeahka(9923)】

今日応募が始まったIPO銘柄 Yeahka(9923)、QRコード決済システムを手掛ける会社です。いわゆるフィンテック銘柄で、業績は右肩上がり。19年度には黒字化も果たし、経営は既に軌道に乗っています。泣く子も黙るテンセント(0700)とも資本提携しており、これが人気にならない訳がありません。

 

AASTOCKSによると、既に120倍の応募が入っています。当たると儲かる宝くじ銘柄に見えます。これは必ず申し込みます。

 

 

昨日アリババを買ったので、手元資金が減ってしまいました。次の給料日(月末)までに、こんなに良い銘柄が出てくると想定していないためです。(次は6月初めのJDのセカンダリ上場に申し込む予定でした)

アリババを売るか、積み立て銘柄の一部を利確して売ってでも、資金を作って申し込みたいところです。

(公募価格は少し高い気もするのですが...)

 

申し込みの締め切りは25日ですので、ぎりぎりまで資産状況と相談しながら作戦を立てて参戦します。

 

※投資は自己責任でお願いします!

勝ち馬に乗りたい売買日誌(5/19)

5/19未明のNY市場でのアリババの高騰を見て、「ついにこの時が来た!」と感じました。

 

購入

阿里巴巴 / Alibaba(9988)

既に少し持っていましたが、短期的なおこぼれに預かろうと追加購入しました。

アリババは巨大企業にもかかわらず今でも急成長を維持し、利益率も化け物。ビジネスモデルは中国EC市場の覇者として、他の追随を許しません。唯一無二の存在です。

成長するにつれ株価も伸びていくと思っているのですが、既に株価が高く(1株=200HK㌦)、大きく賭けないと儲かりません。軍資金が弱小の私には、なかなか手を出しづらい状況でした。

ここ数日、5/22の決算発表を前に株価が上がってきています。この会社の力からすればどれだけ株価が上がっても不思議ではありません。そして未明のNY市場の高騰を見て、ついに爆上げモードが来たと感じて、所持株数を増やしました。

 

今日は買った株価そのままの終値でした。決算発表まで楽しみです。株価の動き次第で、しばらく持ち続けるか一旦売るかを考えます。損切りも視野に入れます。基本は、短期で小銭を稼ぐ(5千HK㌦くらい)ことが目的です。

 

さてどうなるでしょう...

IPOを売り切った売買日誌(5/18)

1, 売却

建業新生活 / Central China New Life(9983)

先週5/15に上場された不動産管理会社、初日終値は最高値(8.66HK㌦)から一息ついた8.37HK㌦でした。

今日は一日中株価が上昇し続け、終値が最高値10.5HK㌦で取引を終えています。

私は 8.9HK㌦、9.7HK㌦でそれぞれ1ロットずつ売却して手仕舞いしました。結果を見れば、ずっと持っておけばもっと儲かっていましたが、欲を出しても仕方ないのでこれで満足です。さっさとお金に換えて次に向かいます。

 

2. 購入

中国太平洋保険 / China Pacific Insurance(2601)

現在の株価が割高か割安かは、未来にならないと分かりません。ですので、毎月一定額は購入するようにしています。この会社は、成長基調かつ高配当(約6.5%/年)で、キャピタル面、インカム面どちらでも美味しいと見ています。

ちょうど今年の配当金の権利落ち日を過ぎたばかりで値下がりしています。こうした会社の株は、よほど経営がおかしくならない限り手放しませんので、目先の配当金にはこだわらず、積み立てのように買い増していきます。

 

3. アロケーション

投資を始めてしばらくは、香港の財産(大した額ではありませんが)のほとんどを高配当株で持っていました。これは本当にダメな投資でした。

とはいえ、配当金を嗜好する性格は変わりませんので、ざっとこんなアロケーションで行こうと考えています。

  • 現金 25%
  • 高配当株 50%
  • 成長株 25%

高配当株は、あまり株価は気にしませんが、決算は毎回チェックし、保有し続けていいのかを判断していきます。

 

成長株は、アリババ、衆安保険さえ持っていればいいでしょう。アリババは買い増しを迷っている内に値上がりしてきてしまいました。コロナ禍の巻き込まれ下落を期待しています。(お持ちの方、すいません)

 

現金は、本当に大事ですね。IPO、下落局面での買い増し、暴落後のバーゲンセールと、弾薬がないと戦えません。弾薬があると途端にピンチがチャンスに変わります。

いずれ来ると考えている大暴落局面に備えて、せっせと弾薬を貯めこみます。ただ遊ばせておくのももったいないので、IPOに申し込んだりして殖やしたいです。

 

試行錯誤しながら、投資のフォームを作り上げていくのが楽しいです。金額がそこまで大きくないのも事故にならずにいいのかもしれません。労働で挽回できる範囲ですし。

 

※5/18 22:25時点でNY市場のアリババが爆上げしています。ブーストがかかってきたのかもしれません。NYの終値次第では、明日朝に購入するかもしれません

香港IPO株で儲かった記録

昨日書いたIPO株の結果です。

 

 

■Peijia Medical(9996)

上場価格15.36HK㌦に対して初値26.8HK㌦74.5%UPでスタートでした。

市場開始直後に少し値を下げて、その後上昇トレンドになったタイミングで売りました。売値が26.9HK㌦でしたので、パソコン1台買えるくらい儲かりました。

やはりIPOの医療、バイオ、AIは宝くじ銘柄です。当たれば儲かります。

なお終値は25.8HK㌦でしたので、悪くない取引でした。売上もろくに立っていない会社の株を長く持つつもりはないので、予定通り売り抜けられて満足です。

 

Central China New Life(9983)

上場価格6.85HK㌦に対して、初値8.42HK㌦22.9%UPでスタートしました。

この会社は、事業内容、成長性、収益性とも文句なしです。長期保有を視野に、少し値を下げたところで買い増しから入りました。

その後、少し値上がりしたタイミングで自分の計算間違い(*)に気付き、半分の株数を売却しました。売値が8.6HK㌦で、パワプロのガチャを60連回せるくらいは儲かりました。残りの半分は様子を見て考えます。なお終値は8.37HK㌦でした。

昨日も書きましたが、オフィス、マンション、学校といった不動産へ、サブスクでサービスを提供する業界は強いです。これからも狙っていきたい分野になります。

 

(*) 計算を間違ったのは、EPSです。発行株数をHSBCのIPO申込画面で300M株とあったので、これを使って計算しましたが、HKEXで確認すると正しくは1,200M株でした。

予想株価を4倍で考えてしまっていて、なんとも恥ずかしいミスでした。それでもプラスで済んだのは結果オーライです。きちんと正しい数字を確認しないといけません。

 

IPOの公開初日は売るタイミングが難しく、毎回緊張します。今日はうまく捌けた気がします。

 

 

IPOはこれからも銘柄をチェックし続けます。優良株を安く買えるチャンスですし、新しい会社を知る勉強にもなります。売り抜けた後も、いい会社のことは気にかかっていますし。

 

網羅的にIPO情報を扱ってくれているサイトです

 

独自の分析でIPO銘柄を紹介してくれるサイトです

 

部下のCちゃんに「儲かったわ~」と自慢したら「もうその話はいいです。私の成功じゃないし」と無下に切られました。自分のお金だけが好きなCちゃんです。

 

IPOに当選する

5/15に上場されるIPO銘柄に2社申し込んでいましたが、どちらも当選していました。

上場前に取引されるグレーマーケットでは既に好調な値動きで、期待が高まります。

 

Peijia Medical(9996)

上場価格15.36HK㌦に対してグレーマーケットでは25.3HK㌦となっています。この通りになれば、想定以上のお小遣いになりそうです。

倍率は1,000倍を超えていたそうで、3口申し込んで1口当選しました。かなりラッキーでした。幾らになったら売ればいいのか、明日はかなり迷いそうです。

しかし医療は人気がありますね。

 

Central China New Life(9983)

上場価格6.85HK㌦に対してグレーマーケットで8.28HK㌦となっています。不動産管理会社です。

こちらの倍率は100倍を超えていたそうで、3口申し込んで1口当選しました。こちらもラッキーでした。

この会社も1,000~2,000HK㌦稼いで売ればいいのか、しばらくホールドがいいのか迷います。昨年末に上場した保利物業発展(6049)が同業ですが、上場後ぐいぐい値上がりしています。

この会社も業績は右肩上がりです。業態もマンションやモール、学校、オフィスなどの警備、清掃、景観維持と、ある意味サブスクのサービスですので手堅いです。

これからEPSなどを計算して、方針を決めていきたいです。(それでも明日の値動きでばたばたする気がしますが)

 

今年に入って、コロナ禍による株価の下落で損失が膨らみ、見込みのないHSBC、Spring Reitを損切りしました。これがそれなりの痛手でしたが、今回のIPOで挽回できそうです。(「挽回」という考え方はよくないのでしょうが)

 

明日、いい結果を報告できることを、私自身も望んでいます。

地獄で踊ってる

アメリカって、控えめに言って地獄ではないでしょうか。

  • 失業率 14.7%、どんどん悪化
  • 新型コロナ感染者数、+3万人/日、改善せず
  • 新型コロナ死者数 、+2千人/日、改善せず
  • ロックダウン中

なお PCR検査の能力は日本をはるかに凌駕しています。(笑

 

そんな中でもNY株価は上昇中です。NASDAQは年初来を更新しました。新型コロナをいち早くも超克したのは、医学でも公衆衛生でもなく「金」でした。地獄みが深まった気がします。

 

アメリカ経済は、穴の空いたバケツに水をじゃぶじゃぶつっこんで、一時はぐっと下がった水かさが戻ってきている感じでしょうか。

底が抜ける前に穴を防ぐ(治療薬・ワクチン)方法を見つけないといけませんが、無理でしょう。そう簡単に新薬やワクチンは開発できません。1~2年でできれば最大限の成功と聞きます。

一方、水も無限ではありません。既に3兆ドルを突っ込んでいます。いつまでも米国債に買い手がつくのでしょうか。地獄で刷られる借用書です。いつまでも安全と言えるでしょうか?(日本が無理やり買わされる説...)

 

アメリカの実体経済はもう終わっています。株式市場はバブルですが、一瞬で弾けるでしょう。これから恐ろしい現実が次々に襲ってきます。

  増え続ける死者

  収縮する需要と経済

  狭められる行動

人間の心は繊細です。はたして耐えられるのでしょうか。ラリっていれば別ですが。

 

長い目で見れば、地獄は終息します。スペイン風邪でも3年ほどで収まりました。5億人の感染者と1700~5000万人の死者と共に。アメリカの平均寿命は12歳短くなったそうです。

ウイルス禍が終われば、若返った戦地帰りのタフなアメリカが誕生します。

このアメリカこそ買いです。

 

さて、しばらく地獄に付き合わされる私達...