夏の記憶

帰国している間にいくつかイベントがありましたが、コロナ禍ですべて順調に行くか不安でした。とにかく最善を尽くしてダメならその時考える気持ちでした。

夏の記憶を整理してみます。

 

■ 娘のホームステイ

7~8月の1ヶ月、アメリカのアリゾナ州へホームステイに行ってきました。

行くまでの間にコロナに感染すると、費用や準備が全部おじゃんになるので直前の1週間は家族全員家でもマスク、常に換気、弟の習い事への参加も最低限にしました。

結果、無事に日程をこなして帰って来てくれました。初めて会うアメリカ人の家族と1ヶ月も過ごすなんてすごい!ただ生意気さに拍車が掛かって帰って来たのには閉口しますが。(親への感謝は...)

私の貸したスーツケースに思いっきり犬のにおいが着いていて、スプレーを掛けても水洗いしても洗剤で擦っても取れず、結局買い直しました。ホームステイ先の犬に気に入られたようで、マーキングされたのかもしれません。何度も洗い直して貴重な帰国中の時間を結構費やしたのでした。

 

■ 息子のキャンプ参加

8月上旬に3泊4日で長野県にキャンプに行ってきました。キャンプ参加中にコロナ感染が疑われると親が引き取りに行く決まりですが、近距離でしか運転しない私と妻は戦々恐々で日々無事を祈りました。結果、無事に帰って来てくれて一安心。新しい友達もできていい思い出になったでしょう。

 

■ 息子の夏休みの宿題を見る

単身赴任となって5年間、子供の面倒を見れずに妻に迷惑を掛けています。この夏は息子と一緒になって予定を立てて、在宅勤務の傍ら丸付けや解き方の助言をして進捗を見守りました。自由研究は二人で日本橋の「貨幣博物館」に行って、レポートのネタを仕入れました。

息子ももう小6で、親と一緒に外を歩くのに気が引ける年になりました。子供の小さい期間はあっという間に終わりますね。

 

■ 本社へ帰任を訴える

会社のお金で一時帰国をすると一日出社して業務報告をする必要があります。

一年以内の帰任を約束してくれた本部長がその数か月後に退社してしまったので、改めて今の本部長にお願いに行きました。「年度内に帰任できればいいんだよね?」と言ってもらえたので、さすがに後一年以内には実現するでしょう。(多分)

本社は5月に移転して執務スペースを大幅に減らし、常に60-80%が在宅勤務のフリーアドレス方式になりました。ほとんど出社しなくてもそれなりの給料がもらえるなんていい会社になりました。生産性は分かりませんが。余計な人員、仕事が本社に多くあるから回るのでしょうか。まあ深く考えずに早く帰任してホワイト労働を享受したいものです。

 

■ 妻に楽をしてもらう

香港の仕事は家からリモートでこなしていました。時間に縛られてがりがり仕事をしないといけないことは全くないので、家事を一日のサイクルに組み込んで少しでも妻に楽をしてもらおうと試みました。

朝食 ~ 食洗器のものを食器棚へ ~ 掃除機 ~ コーヒー飲みつつ業務開始 ~ 子供の宿題確認 ~ 昼食・将棋 ~ コーヒー飲みつつ業務再開 ~ 風呂掃除 ~ 庭の水やり ~ 洗濯物畳み ~ 休憩 ~ 夕食

途中からルンバを投入して夫婦ともども楽をしました。

妻には有難くも好評で、少しでも夏休み気分になってもらえたなら嬉しい事です。

 

■ 予定通りに香港へ帰る

海外旅行に行くも帰りのPCRテストで陽性になって帰国できない日本人のニュースをよく見ましたが、香港入境にも陰性証明書が必要です。日本、香港どちらの入国もギャンブルのようなもので、今回トラブルなく行程をこなせたのは本当にラッキーでした。

少しでも感染リスクを減らすために外食や人混みに行かずに過ごしたお陰ですが、次に帰った際には気兼ねなく人と会ったり外出できればいいのですが。

1ヶ月半家族と過ごしてみて、よく3年一度も帰れずにやり過ごせたなと感じました。ひとえに妻の努力によるものです。一生頭が上がりそうにありません。