■オリンピック
正式に延期が決まって、もやもやが晴れた感覚を覚える方も多いのではないでしょうか。人間は先の見えない状態に強いストレスを感じるようです。決まってしまえば、目標、課題が明確になるので、それに向けて力を出せばよく、精神的には安定するのでしょう。
精神状態が不安定の時は、明確なこと、自分がコントロールできることだけに集中して、それ以外には関心を払わない、という向き合い方がいいように思います。
(オリンピックそのものにはあまり関心がありません...)
■新型コロナウイルス必勝法
欧米や東南アジアで深刻度を増している新型ウイルス。数日前に取り上げた英国のウイルス対策は、想定以上の被害が見込まれることから数日で方針変更されました。
先週時点では、風邪の症状の人だけを外出禁止にし、他は通常通りにするという緩やかな方策でした。
現時点では全国民が外出は必要最小限、違反する者は逮捕するという強いメッセージがジョンソン首相から出されました。
皮肉屋でユーモアを欠かさないジョンソン首相が、これほどに真剣に訴えかけています。開戦を宣言する指揮官のような強いメッセージです。
日本では幸いに感染規模は未だ爆発的には広がっていません。先週の三連休では、自粛ムードがやや薄れてきたとも言われています。しかし世界に目を移すと、数週間前まではなんでもなかった国が爆発的に感染者数を増やし、死者数を積み重ねています。
イタリア在住邦人Sayakaさんによるブログ。日常が徐々に悲劇に変わっていく様子に恐怖を感じます。
日本の方も、引き続き危機感を持って取り組んで頂ければと思います。
人類にとって、このウイルスをどう克服するかですが、下のサイトを見ながら思いつきました。
Operations Dashboard for ArcGIS
世界中に患者が広がっていますが、死者が大量に発生しているのはほとんど寒冷な地域です。気温が高い地域でも多くの感染者が出ていますが、重症化する確率はかなり低いようです。
だとすると、あと1~2ヶ月寒い季節を乗り切って、暑くなってから感染者数を増やせばいいのではないでしょうか。軽症者は医療リソースを奪わない上に、快癒すると免疫保持者としてウイルスの防波堤になってくれます。
暑くなったら若者を中心にイベントの自粛を止め、K-1でもコロナパーティーでもやって、感染者をあえて作るようにすればいいように思います。
(やっぱりこの夏オリンピックを開催した方がいい!?)
(香港は既に最低気温が20℃を超えています。早く罹った方がいい!?)
そうした実験的な施策をしなくても、ワクチンや治療薬が開発されることで、次の冬にはここまで酷い事態にはならないとは思うのですが。
イタリアでは2週間の外出禁止措置によって、ようやく新規発生の患者数が減少に転じたと報じられています。ここまでに亡くなられた方は 6,000人を超えました。阪神・淡路大震災の死者数に匹敵する規模です。
知恵を絞ってこの厄災を乗り切りましょう。きっと乗り切れます。
◆今日の一枚
部署のスタッフと「禅八」(広東路)でランチでした。会社のお金で食べる肉は美味い!