香港市場始まる/衆安保険/現金の価値・投資の意義

2月16日(火)の香港は春節明け初日、お祝いムードでした。

ご陽気です。

相場もこの雰囲気のまま調子よくスタートしました。どの株を持っていても儲かりそうな上げ相場です。

  ・ ハンセン指数 30,746.66 +1.90%

 ・ ハンセンテック指数 10,694.68 +2.72%

ハンセンテック銘柄で驚異的な伸びを見せたのは、お馴染みの銘柄でした。

うーん、最近売ったばっかりですなぁ...(49HK㌦...) こういう痛打は百奥で終わりたかったですなぁ...

新しいニュースとしては、引け後に1月の保険料収入が前年同月比で+20%と発表されましたが、これがここまでの暴騰を引き起こすほどには思えません。株式投資は奇々怪々。

まあ自分のシナリオの中で納得して売却したので仕方ありません。

 

私のPFは前日比+2.7%と、衆安のことを考えなければいい一日でした。

動きが目立ったのは、

  • Sunny Optical (2382) +6.7%
  • Global X Semicon (3191) +6.3%
  • Global X クリエネ (2809) +4.5%

Sunny Opticalは今年も頼もしそうです。

逆に、テンセント(0700)▼1.6% の調子が上がりませんでした。最近かなり上げていたので少し調整かもしれません。下がり幅も小さいので、幹部が汚職の疑いで拘束された影響は大きくないように思います。

 

香港市場が強いので、この時期に米国株PFを育てている場合かという気がしてきました。米国市場でも中国企業が強く、そちらでも中国企業に投資をしたら何のこっちゃという感じです。

最高のパターンは、去年までアメリカ、今年から香港に投資、というのが一番儲かっている気がします。Twitterでも最強の株クラの方達がこれを実践されていて、富は富者・強者に集まる様子にリアルに触れられて興味深いです。

弱者なりに日々勉強です。

 

日経平均も3万円の大台を超え、ニューヨークも連日レコードクローズ、香港はいうに及ばずという中で感じるのは、現金の価値の低下です。

バブル崩壊後の長い氷河期に生きてきた身としては、デフレが当たり前、現金が最強として、せっせと貯金をしてきました。

香港に来て目が覚めましたが、日本でずっと暮らしている奥さんとは話が合わなさ過ぎて仕方ありません。「損したら離婚」と言われているので、常に背水の陣です。金融相場の波に乗って、ちょっとやそっとじゃ消えないくらいの利益を積み重ねなければ。

 

香港では、年におよそ3%物価が上がって行きます。(20年はコロナの影響で1%程度)なので、給料を据え置き・微増は減給を意味します。

そろそろスタッフの4月からの給料を考える時期で、今日も社長と打ち合わせでしたが、基本結構給料を上げます。(かなり儲かりました)上げてなお、昇格した人にはさらに上乗せしたり、去年頑張っていた人にはプラスしたりします。香港の失業率が6%後半に上がる中、いい会社です。

ふと我に返ると、グループ全体の業績不振の影響から、社長も私も給料カットされている身です。物価が上がる地域で暮らしていてもお構いなし。同じ会社にいてこんなにも扱いが違うのかと、何とも言えない気分になることもあります。

ここにも投資で稼ぐ意義がありそうです。

 

 

 

投資を富者のゲームという、何十年か前の切り口でしか捉えられないマスコミの低レベルさには辟易します。むしろ投資は、一般市民が資産家から取り分を奪うための ツールとも言えるのに。(ロビンフッダー)まあ言っても仕方ないですが。

せめて自分の子供には資本主義のリアルを教えることにします。

 

多くの方にとって、明日が良い一日となりますよう。