前から行きたかった「慈山寺」に行ってきました。八仙嶺ふもとに見える大きな白い観音様があるお寺です。
■ 予約
下のサイトから予約します。土日祝日はいつも満員なので、頑張って1か月前に予約するか平日に都合をつける必要があります。
■ 行き方
大埔墟站からバス 75K, 275Rに乗って「䃟頭角」で降りて歩いて15分くらいです。
■ 注意点
・服装はノースリーブ、短パンはダメです。一人短パンのお姉さんが居ましたが布を渡され下半身に巻くよういわれていました。違うギャルっぽい女性2人組はノースリーブで大丈夫かいな?と思っていたら直前に長袖を羽織っていました。意外と真面目で関心。
・敷地内では静粛にしておく必要があります。香港人のおばちゃんがよく係員に注意されてました。
・堂内は撮影禁止です。これは日本と同じですね。
■
事前に予約した時間より早く着くと多くの人が門前で待っていました。時間になると受付が始まるので列に並びます。
中に入ると広々とした空間が。地面の白と青い空のコントラストが眩しいです。
見上げれば山門。
阿吽形もおられました。
鴟尾が唐招提寺っぽいです。
本堂の中は撮影不可です。大きな如来像が3体、周辺に多数の高僧像、お釈迦様の壁画など充実の設えでした。(京都奈良を中心に寺社仏閣を巡るのが趣味なので多少目は肥えているつもりです)さていよいよ観音様の下へ向かいます。
ご立派です。これまで何度も手を合わせて拝みましたがここでもしっかりお参りしました。
観音様に向かって右側を前へ進むと中に入れるようになっていて、ここで写経ができるようです。(無料)もちろんお願いしました。(中は撮影不可)
教室のような場所で数十人が写経に取り組んでいました。私も小一時間、手と手首が痛くなりつつも懸命に書かせていただきました。ヘタ of ヘタですがこんな感じです。終了後職員さんが3カ所押印してくれ、持って帰れます。
満足したので境内をあらためて眺めつつ帰ります。
馬鞍山がきれいに見えます。
帰りは境内からミニバス 20Tが出ていますが結構な人数が並んでいたのでパス。「䃟頭角」まで歩きバスを待っていたらミニバス 20C が来たのでラッキー。大埔墟站まで帰りました。
私は特定の宗教に深く帰依してはいないのですが、祈りを捧げることができる場所は大事だと感じます。人生いいときばかりではなく、それが自分の力ではどうしようもないとき、自分より大きな何かを信じて祈るという行為に救われる場面があります。昨年妻が大病を患ったときがまさにその刻でした。
そういう意味で日本のお寺にも似た雰囲気を持つ慈山寺は、少なくない人にとって重要な場所なのでは、と感じました。