香港市場・香港でのコロナ対策強化

春節前の盛り上がりを期待した香港市場もぐずぐずが続いています。

(ハンセンテック指数・3ヶ月推移)

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ここ最近の回復は少し期待感を抱かせますが、この1年間裏切られて来たのであまり信じられません。それでも先々の大回復は信じているのでホールドです。

 

この間気になったセクターは、

・バイオ薬明生物(2269)無錫薬明(2359) 

 米国の規制リスト入りニュースで暴落も回復気味。

・EV・バッテリーBYD(1211)長城汽車(2333)Global X ETF EV & Battery(2845)

 悪いニュースはなく株価調整中か。BYDは21/2月の高値から5月に半値近くまで調整したのでそれと同じ印象。

・金融・コングロマリットHSBC(0005)中国中信(0267)

 急回復中。HSBCはコロナ前水準に接近。

個別銘柄は私が気にしている(持っている)物が中心なので偏りがあります。

 

香港ではオミクロン株の市中感染が見つかったため、急遽政府の規制が強化されました。

・18時以降、店内飲食禁止

・レストランでの着席人数変更

・バー・サウナ・カラオケ・ジム等営業停止

・大型イベント中止

・オミクロン流行国からの旅客便乗り入れ禁止

香港は中国・台湾と同じくゼロ・コロナ政策なので一気に規制が強まります。とは言えロックダウンがされたことはなく、リスクの高い分野を絞って徹底的に対策する方針に見えます。規制対象となった飲食業界等には補助金が支給されてます。

うちの会社も、「在宅勤務 60%」「勤務時間1時間短縮」「顧客訪問・会食禁止」にしてリスクを減らすことにしました。

こちらで濃厚接触者になると隔離施設に2週間放り込まれるので、私は店内飲食をしないことにしました。お店で食べるには「安心出行」(スマホアプリ)に滞在履歴を残さないといけないので、行っても持ち帰りにしています。オミクロンよりも隔離が怖いです。

欧米や日本はオミクロンの感染拡大を半ば諦めた感がありますが、香港はどうなるでしょうか。

 

健康に気をつけて参りましょう。