落ちるナイフをちょいちょい掴む

香港市場は10月の終わりにかけて軟調になって行き、最終日だけで含み益が結構飛びました。

株価チャートを見るのが嫌になるくらい下げています。

所有銘柄では BYD Electronics(0285)が一日で9%以上の下げとなりました。マスク事業がいまいちやで、と調査会社が評価と目標株価を下げたことが原因のようです。

 

株価が下がるとげんなりしますが、こういう時に買った株が後に利益を生むことが多いので、めげずに買い向かいました。

 

【購入】BYD Electronics(0285) @34.5HKD

つい最近まで40HKDを超えていた株価が、今日の終値で 33.3HKDまで下がりました。

親会社のBYD(1211)の株価はうなぎ登りで、対照的なのが残念ですが、すぐに回復すると期待したいです。

 

【購入】TCL Electronics(1070) @5.32HKD

こちらは10/28に購入。5.3~6.5HKDあたりでボックス相場となっており、これはチャンスと飛びつきました。(現在 5.24HKD)

短期でお小遣いを稼ぐ予定です。(よく失敗する)

 

香港市場は、とにかくアント・グループ(6688)のIPOが熱いです。香港に住む7~8人に1人が申し込んだと言われています。

上場が11/5、当選発表が11/4ですので、静かにその日を待ちます。

 

今日IPOの公募が開始された四川天兆猪業(1248)に関心を持っています。

中国最大手の養豚業者です。豚の価格は中国物価指数に大きく影響し、消費活動ではかなりの存在感です。

利益と発行予定株数を計算すると、公募価格上限である38HKDはかなり安く見えます。(私の計算方法が正しい自信がありませんが...)

業績は、豚の価格に大きく左右されます。一時期の豚コレラ禍から脱して、供給過多になりつつある中で、今後も安定して成長とまでは言い切れません。この点は気がかりです。

 

とはいえIPOには申し込む予定です。この銘柄はローンが使えないので小ロットにはなってしまいます。

最近のIPOは、アントに資金を持って行かれているのか上場後の値動きが渋い銘柄が多いです。この点も不安ですが、やはり前向きに検討中です。