売買日誌と長期投資、新しいIPOと配当金

◆6/30

【売却】康基医療 (9997) @29.0

昨日27.4HK㌦で引けましたが、今日も順調に値上がり。

30HK㌦に一度タッチした後は、29HK㌦台を推移しました。

29.9HK㌦で売ろうとしたら間違って29HK㌦と入力してしまい、400HK㌦損して落ち込みましたが、幸い中の不幸として早く忘れたいです。(COCO壱を4回食べられたのに...)

結果は+7,500HK㌦、給付金代わりにしておきます。

 

【購入】Alibaba (9988) @209

調整局面に備えた現金を用意する一方、長期投資も継続しておきたいところです。

Alibaba(9988)は、長期にふさわしいモンスター企業。

企業価値に比べて、今の株価は安いとしか思えません。今のうちに無理のない範囲で買い増しておきたいです。

 

◆IPO申し込み

現在、以下の銘柄を申し込んでいます。

  • 深セン市海普瑞薬業集団(9989)
  • 欧康維視生物(1477)
  • 永泰生物製薬(6978)

すべて医療銘柄です。今回の 康基医療、前回の沛嘉医療と、医療・バイオは本当に人気です。これにあやからない手はありません。

現在、20社を超えるIPO銘柄が乱立しており、資金の分散が懸念材料ですが、おそらく医療・バイオは大丈夫でしょう。もし値下がりすればすぐに売ればいいし。

上場日は7/8~10です。7月のお小遣いを頂きましょう。

 

◆配当金入金

広州富力地産(2777) 2,669HK㌦入金

新型コロナ前に高値掴みしてしまって、含み損で頭が痛い銘柄です。

中国の不動産企業では中堅で、自己資本の弱さから人気がありません。

株価は低迷し続ける一方、年間配当利回りは15%を超えました。たまに買い増し&ナンピンの誘惑にかられます。

 

最近、高配当株投資に関する議論を目にしますが、こうした銘柄が高配当投資の闇なのかもしれません。

  1.  配当利回りが高い
  2.  人気がない
  3.  株価低迷
  4.  含み損
  5.  インカムゲインがあってもキャピタルロスしたら意味ないでしょ!?
  6.  値崩れしない銘柄を探すのは難易度高

私は高配当株ばかりに目がくらんで投資を始めた口ですが、それだけでうまく行かないのはよく分かりました。

何が正解かはまだ分かっていませんが、「資産のバランス」と「銘柄の精査」が大事なんでしょう。

 

奥が深いですね。

IPO「康基医療」(9997)上場結果&売買日誌

IPO銘柄「康基医療」(9997) が今日(6/29)上場しました。

 

公募価格 13.88HK㌦

上場初値 25.9HK㌦

高値   27.8HK㌦

安値   25.65HK㌦

終値   27.6HK㌦ (98.9%up)

 

まだ売っていません。

500株持っているので 6.9千HK㌦の益が出ており、いいお小遣いになりました。

前回の日記ではずっとホールドと書きましたが、単純な計算ミスをしていました。

現時点ではモメンタムが落ちたら売却予定です。

 

香港市場はこれからIPOだらけで、今日だけで 6社も応募開始になりました。

簡単な業種、財務チェックはしましたが、何を買っていいのか分かりません。

手を出しづらくなりました。

 

【売買日誌】

◆6/24

【売却】衆安保険 (6060) @35.5

中国でのオンライン保険のパイオニアです。3月上旬に高値掴みしてから3か月間含み損に苦しみました。ここにきて株価が急回復したものの、一瞬急落する気配を見せたので半分売却しました。

この会社はビジネスモデルは優位ですが、業績の伸びについては評価が分かれます。

成長はしていますが、目覚ましいとまでは言えないのかもしれません。

私はこの会社の未来を信じていますが、それ以上に今後の株価調整局面を信じています。

一旦含み損が消えた状態で、ポジションを軽くしたい欲求が勝ちました。

この売却については収支とんとんです。

 

◆6/26

【売却】JD.com (9618) @235.2

IPOで当選したJD.comですが、50株だけ持っていても仕方がないので売却。

そもそも、当選株数が少なくて競争率の高いIPOは、申し込む意味がないのかもしれません。これも経験。

この売却も収支はとんとん、HSBCに手数料を貢ぐいいお客になっています。

 

◆6/29

【売却】衆安保険 (6060) @38.0

急落が怖くて半分売った衆安ですが、上げ下げを繰り返しながら盛り返して52週高値を超えて行きました。

それでも急落が怖い私は、今日ぐっと値を下げたタイミングで売ってしまいました。

この銘柄はボラが大きく、私には荷が重かったです。もう少し安い時期に買っていれば気楽に保持できたのですが、3月の高値掴みがすべての敗因です。

売却後にまた復活して高値を更新したので、どこかの機関投資家が狙い撃ちしてる雰囲気です。

まるで損をしたような文面ですが、ちょこっと儲かりました。

また28HK㌦くらいに落ちたら仕込みたいと思います。

 

【売却】美図 (1357) @1.51

写真の美顔アプリ開発会社です。

一時は+20%くらいまで値上がりしましたが、勢いが削がれてきたので含み損になる前に売却しました。収支とんとん。

 

売却を続けたお陰で、ポートフォリオの現金比率が30%を超えました。

 

3月のような大暴落とまでは行かなくても、第二波による株価調整はかなりの確率で来ると思います。

 

焦らず待ちます。

IPO「康基医療」(9997)当選発表

以前に有望と紹介したIPO銘柄「康基医療」(9997)、ローンも使って50ロット申し込みましたが 1ロットの当選でした。(1ロット=500株)

 

 

公募価格 13.88HK㌦ に対して上場前取引(グレイマーケット)では 26.05HK㌦と88%値上がりして引けています。

29日の上場時点で大幅にプラスという、IPOで一番楽に儲かるパターンになりそうです。(うはうは)

 

この会社の成長性、収益力を考えるとまだまだ株価は安く見えます。50HK㌦になってもおかしくないです。

IPO株は上場直後に利益確定で値下がりすることがよくあるので、そのタイミングで追加購入を狙います。ですので今回当選した株も売却しない予定です。

 

これまで、目を付けていたのに買いそびれて、値上がりして買えなくなった銘柄が多く、悔しい思いをしていました。

この銘柄は逃さないようにしたいです。

間違いを認める

■売却 ワンカ・オンライン(1762)

イナゴのように群がって購入した銘柄ですが、買った辺りがピークで翌日になるとずるずると下落しました。上がりかけてはさらに落ちて、気を持たせながらお金と心が削られる展開に嫌気がさして売却しました。

サクッと数万円損をして残念ですが、いい経験になりました。この経験を少々の損で得られたのは安かったのかもしれません。イナゴは良くないですね。

なお株価はその後もどんどん下落したので、傷がさらに広がる前に損切れてよかったです。

 

香港の銘柄を眺めていると、何がきっかけか分かりませんが突然高騰し始めて、ほとぼりが冷めると落ちていくか、その水準でボックス相場になる印象です。

高騰する株を買うのではなく、持っている株が高騰するのを待つのが正道に思います。

 

 

香港市場は、コロナショック後じわじわと値を戻しており、私の含み損も一時の1/3ほどに減ってきました。

ネットイース、JD.comに沸いたIPO市場は大盛況で、百度、トリップ.comといった大型銘柄や医療・バイオ銘柄、地味に人気な不動産管理会社、外食企業と続々上場予定です。

 

自然な株価回復とIPOの臨時収入、ぱらぱらと入る配当金で巻き返していきたいです。

ゴミクズのような買い方をしてしまって自己嫌悪

JD.com(京東)(9618) が上場されました。

時価総額は14年度以降に上場された947銘柄中2位と、超大型IPOでした。

 

公募価格 226HK㌦

上場初値 239HK㌦

高値   239HK㌦

安値   228.6HK㌦

終値   234HK㌦ (3.5%up)

 

安く追加で買えないかと指値を入れていましたが、ダメでした。

値崩れの心配のない、持っていて安心な銘柄ですのでしばらくホールドします。

 

■購入  ワンカ・オンライン(1762)

二季報webの値上がり率ランキングで見て、デイトレのように買ってしまいました。

この会社は、スマホユーザーに最適な広告を配信するシステムを提供するIT企業です。

以前、注目していた時期もあったので反応してしまいました。

買った後に伸び悩む「株あるある」にまんまとハマり、含み損になりました。

いわゆる「イナゴ取引」で、勝つならいいですが負けるのはダサいです。反省します。

 

先日紹介したIPO銘柄「康基医療 (9997)」は大人気のようです。

 

 

初日の申込額は 704億HK㌦で、ネットイース、JD.comを大きく上回ったそうです。人気は納得です。医療器具業界のトップ企業で、高収益かつ高成長と来れば儲からない訳がありません。

これで当たっても 1~2ロットの可能性が高まりました。

IPO株は、上場直後の 30~1時間以内は利益確定勢が強いので値下がりすることが多いです。そのタイミングで拾って、主力成長株に据えてもいいかもしれません。

勝負を掛けたくなってきました。

 

 

投資ってなんて楽しいんでしょう。

JD.COM(京東) IPO当選結果

6月18日上場のJD.COM(京東)(9618)、IPO当選結果があり 1ロット(50株)だけ当たりました。

公募価格 226HK㌦なので、少額であることがお分かりでしょう。

なお上場前のグレイマーケットでは、5.9%upの239.40HK㌦で引けました。

地味に上がるものの少額なので大して儲からない、というパターンでしょうか。

おそらく上場初日は売らないと思います。

 

私の心は既に、昨日記事にした康基医療 (9997)に移っています。

先ほど申し込みを終え、まな板の上の鯉状態で来週金曜の当選発表を待ちます。

申込内容は、

  • 募集価格 13.88HK㌦
  • 1ロット株数  500株
  • 申込ロット  50ロット
  • ローン利用  90% (自己資金10%)

私の資金規模からすれば、結構大きな取引です。

私のメインシナリオは、

  • 当選ロット 1~3ロット
  • 公開価格  13HK㌦
  • 上場価格  25HK㌦
  • 上場後株価 50HK㌦ (半年以内?)
  • 私の儲け  18.5~55.5K HK㌦

上場価格が高すぎる気もしますが、PER 25倍でこの単価です。50HK㌦くらいまで値上がりしても不思議ではありません。

上場後、模様がよければ買い増しも検討します。

 

ワーストシナリオは「全額当選」「上場後大暴落して株が紙屑」ですが、香港の株を売り払えばカバーできるので、何とかなるでしょう。ほぼないとは思いますが。

 

こういうチャンスを拾って、まずは資金を一人前にしたいと思います。

IPO「康基医療」(9997)

6月17日、IPO株を申し込んだ JD.COM(9618) の当選結果が発表されます。

上場日は6月18日ですが、ここ最近の上げ相場の波に乗って、さくっとお小遣いを稼ぎたいところです。

 

その翌日19日朝に締め切りとなるIPOが発表されました。

 

康基医療 (9997)

中国で手術器具の製造、販売をしています。売上、利益が40%伸びていて、純利益率 40%と高利益率、EPSからすると上場価格も手頃で上場後の値上がりが期待できます。

初値で既に数十%値上がり、という可能性もあります。(このケースが一番楽にもうかります)

 

HSBCでは IPOローンが使えますので、JD.COMの結果を受けて勝負をかけたいです。これは人気になるでしょう。当たれば当たるほど儲かりそうです。(多分)

 

今年は香港市場で130社がIPOで上場するそうです。

まだまだ儲かりそうな銘柄が出てきそうなので、ちょこちょこお小遣いを稼ぎます。