久々にIPOを申し込んだ結果

久しぶりにIPOを申し込んでみました。

日本人香港株クラ(まだある?)大好き、薬明生物技術/WuXi Biologics(02269)からのスピンアウトです。なお私の主力銘柄は無錫薬明康徳新薬開発/Wuxi AppTec(02359)でこちらも人気銘柄です。

HSBCの申し込みサイトを見るとIPOローンは使えそうにありません。最低申し込み額が10,120HKDで、手持ちもなく2ロットだけ申し込み。

それでもFutuの分析サイトを見ると2ロット申し込むと1ロットは当たりそう、と出ていたので期待して待ってました。

結果、

残念。。。当たったからといって必ず儲かる訳でもないですが。

Futuの掲示板を見ていると2ロット申し込んで1つ当たった人もいたので、完全に運ですね。

 

上場前日の夕方にグレイマーケットというものが開かれ、ここでの値動きで凡そ上場価格が分かります。そこで約30%プラスで取引されていたので、嗚呼逃した魚はでかかったと悟りました。で上場当日、

今回は1ロットが約10,000HKDなので、30%上がったら3,000HKDの儲けです。ある程度ロットサイズが大きいことがIPOでサクッと儲ける条件ですが、今回の銘柄はその点でも魅力でした。まあ損した訳じゃないのでいいんですけど。

ここ2か月のIPOは下のようになっていて、そんなに模様は悪くないようです。(AASTOCK IPO Plus - IPO Main Page より)

またチャンスがあったら申し込んでみますが、手持ちのHKDを持っとかないとダメですね。余ってたら日本円に替えるか香港株を買ってしまうんですよね。

 

ではでは。

子供の受験、投資近況

今年の秋は雨ばかりです。5年ぶりに台風のシグナル10が出て1週間後に最上級の大雨警報(黒色)、この雨で黄大仙や柴湾が冠水してMTRの駅が大被害に。その後の小康を経て今現在(10/8)シグナル9が出ています。週末にシグナル8以上が出ると家に居るしかないので暇で仕方ありません。食べるか動画見るかゲームするかで人生を浪費しています。ダメですね...

 

高3で受験を控える娘、学校推薦にダメ元で申し込んだらまさかまさかで通ってしまいました。高校の成績は常に半分以下、模試の結果も毎回E判定で大学生になれるのかすら危ぶんでいましたが望外の結果です。よくよく確認するとキャンパスが家から遠く下宿しないと通えなさそうで、立地の悪さから人気がなかったのが合格の要因に思えます。まあでも世間の大学のほとんどが辺鄙なところにある(はず)なので、気にすることでもないでしょう。下宿代は想定していませんでしたが、本人もバイトをするし私も相変わらず香港で出稼ぎするので大丈夫でしょう。(妻は気に食わないらしく娘に文句たらたらですがいずれ収まるはず)

 

学費を投資で稼げればいいのですが逆に、、、という状態です。それでも懲りずに売ったり買ったりしています。主なもので

 ・ Global X EV(2845), Clean Enegy(2820) 売却

   業界の淘汰が進む中で業界のインデックスを持っていても仕方ないと判断。

 ・ 中国中信 (0267) 買い増し

   安定高配当株が超割安、長期でのマネーマシーン化を期待。

 ・ SASA Int'l (0178) 新規買い

   来港人数はかなり回復しているので業績も急回復と期待。

 ・ Baioo Family Interactive (2100) 新規買い

   一株0.3HKD程度の銘柄。放置して0で元々、ハネればラッキーなお遊び株。

世間では中国悲観論が蔓延して一々もっともですが、だからこそ今のうちに買っておくチャンスと思います。経済状態は自然に循環するのですから、良くない時に買わないなら投資をしない方がいいと思います。

香港ドルで給料が出たら、香港株と日本円を買って将来裕福になることを夢見ています。 

 

ではご機嫌よう~

首鋼福山資源(00639)取引停止、アドベン

安定した配当金を確保しようと昔持っていた首鋼福山資源(00639)を6月に買っていたのですが、今日(7/10)株価チェックすると「HALT」と取引停止状態に。前にもこういうことがあった気がして公告を遡ると、2020/7と季節的にも同じ時期に、同じように取引停止になっていました。その時は市場価格に13%のプレミアを乗せて一部買い取りだったので、今回もそうでしょう。

前回は申し込んだ株数の20%程度が買い取り対象になり、少しお小遣いを稼ぎました。その後株価は資源高の流れに乗り買い取り価格を大きく超えて行き、かつ特別配当まで出して悔し涙も出ませんでした。今回は申し込まずにおこうか、やっぱり目先のお小遣いに目が眩むのか。。。

 

人間ドックの結果で要精密検査となったので、ハッピーバレーにあるアドベンティスト病院(通称"アドベン")に行きました。似たような感じのカノッサ病院は行ったことがありますがアドベンは初めてです。しかし行きにくい場所ですね... 金鐘駅から6に乗るか、エキシビジョンセンター駅(会展)から1Mに乗ればいいのですが。

病院の仕組みが分からずドキドキ、言葉がちょいちょい分からずドキドキ(日本語通訳が常駐する病院ですが、いつもは居てくれない)、会計でキャッシュレスでOKか分からずドキドキ、海外で病院に行くのは緊張します。日本で検査受けて来ればよかったな。

 

 

 

香港市場メモ・旧正月休み(BBQと5人組)・採用活動・ぼっち・ざ・ろっく!

最近の相場は11月からの回復基調が一服してきました。中国のリオープニング相場は一旦休止した感があります。一方、気球撃墜など米中摩擦が材料になることが多く、浮かれて最近仕込んだ衆安保険(6060)アリババ(9988)は早々に損切りして手仕舞いしました。元のポジションで再度模様を眺めることにします。


旧正月休みは帰国せずハイキングサークルの面々とよく過ごす日々でした。

旧正月初日はハイキングサークルでBBQ。大根、とうもろこし係の私はそれぞれ4本、15本を前日街市で購入し、土を洗ったりヘタを切り落としたり準備をして当日持参。人生で初めてとうもろこし15本を持ちましたがめちゃめちゃ重かったです。次は誰かと分担しないと。

BBQ当日は40人ほど集まり大盛況。朝から夕方まで飲むことになるので過去の経験から学ばないおじさん群を中心に撃沈する人が続出でした。この人はまともかな?と話しかけたら体の軸が歪んで立っている酔っ払いだったりとまさにカオスです。

楽しかったですが次はもう少し平和でもいいかも。幹事の長老はなぜか大成功した認識で4月に次回がある模様です。

 

別の日はサークル内の同世代おじさん5人でよく遊びました。

・ゴンピンのロープ・ウェーに乗ったり(5人中3人が高所恐怖所)

・オーシャンパークで遊んだり(ジェットコースターに乗る2人のおじさんを下から写真で撮る3人のおじさん)

・ライオンロックへハイキング(もうすぐ異動する人の希望。岩登りコースを選んだら後からしんどいと吐露された)

 

基本一人で過ごすのが好きですが、なぜかこのグループは居心地がいいので休日に予定が入っても素直に楽しみに思えます。

既にその中の一人が異動してしまい簡単に集まれないグループになってしまいました。海外での出会いは刹那的ですね。

 

旧正月休みでリフレッシュして出社すると、ある総務の女性スタッフがA4の紙を三つ折にして持ってきました。この三つ折はだいたい退職願です。普段香港人のスタッフが文書を隠すことはなかなかしないことです。

日本ですと慰留したりするのかもしれませんが、香港ではあまり意味がないのであっさり受け取るしかありません。(今回は家族の事情が理由でした)

そこから人材エージェント3社に連絡し、面接の日程を調整(面倒い!)、結果11人と面接して採用となりました。明日(2/14)から出社してくれるので、半月で後任の人を確保した感じです。職種によってはなかなか応募者が集まらなかったり、逆に集まり過ぎて面接を終えるまで辿り着けないこともあるので、今回は程よい感じでした。

昔に採用について書いた気もしますが、最近の香港の労働市場を踏まえてもう一回詳しく書いてみてもいいかもしれません。人材不足、賃金の高騰からとにかく採用が難しい。日本の給与水準は度外視して臨まないと本当に採用ができないです。

 

好きなバンドの一つに「八十八ヶ所巡礼」がありますが、メンバーが美少女化して漫画、アニメに登場していると聞いてチェックしたのが「ぼっち・ざ・ろっく」です。

アンブロックで一気見しましたがこれが面白い!こういう音楽ものはクライマックスにライブシーンを持って来きて、音楽の力と相まって爆発的に盛り上がります。(セッション、ボヘミアン・ラプソディ、ジャジー・ボーイズ等等)

CDも漫画もグッズもギターも鬼ころ(廣井がいつも飲んでる)も飛ぶように売れていて、人気も爆発的です。

 

今回はたまたまきっかけがあったから見ることができましたが、きっかけを掴めずに見逃している作品っていっぱいあるんでしょうね。

 

ではでは。

展望反省

株式市場のサイクルは下のように言われています。

 ①金融相場による上昇(金融緩和策による景気刺激策)

 ②業績相場による上昇(好景気による企業業績好調)

 ③逆金融相場による下落(インフレ・バブル抑止のための政策金利上昇、金融引き締め)

 ④逆業績相場による下落(不景気による企業業績不調)

 

現在、米国市場は③~④にあって、香港市場は①にあると思っています。

2022年に中国・香港市場が「13年ぶり」と言われるほどの下落に陥ったのは、④~①にある中で経済がゼロコロナ政策による打撃を痛烈に受けたからと思います。

下はハンセンテック指数ですが、22年3月の急落は深圳で新型コロナが拡大した影響、10月は全土で拡大と政情不安が始まり出した時期です。(政府への反乱は11月がピーク、12月にゼロコロナ政策解除)

 

よって、2023年の香港市場のラリーは始まったばかりと思います。まだまだバスは停留所にいます。ここ数日で円高が進んだので、昨年円転した邦貨を香港ドルに換えて突っ込んでもいいかもしれません。

翻って香港で2021年春節明けから始まった逆金融相場、ハイテクセクターへの政策引き締めを無邪気な楽観論で迎えてしまっていたのは残念なことでした。そもそも当時は「市場のサイクル」という知識もなく、時折目にしたアラートめいた情報を理解する力もありませんでした。結果、結構な損失を出してしまいました。

今ならうまく立ち回れるという自信もありませんが、一周目の敗因をよく認識して二周目はもう少しうまく立ち回りたいです。

 

ではでは。

偉大なる総書記様 お持ち帰り3品 詐欺電話 

偉大なる習近平総書記が3期目に突入してくれたお陰で香港市場は暴落、底が見えずに13年ぶりの安値を更新しました。

今日ようやく現実に向き合って株価を確認しましたが、今月も香港の財布はタダ働き状態。1年以上こんな感じなので逆方向に行けば資産がエラいことになりますが、今はただただ悲惨です。まあ日本の財布と家族の生活は無事なので、凹みつつも生存は可能です。

投資の損失を補うのは慎ましい生活による節約です。最近は家庭的なおかず2~3品にご飯が付いた持ち帰りセットが安くて美味しいので気に入っています。(30-40HKD)

コロナ禍で持ち帰り需要が高まる中こうしたお店が増えました。店先で10種類くらいあるおかずから好きなのを店員さんに伝えれば、写真のようにごっちゃに入れてくれます。おすすめです。

部下のCちゃんが珍しく焦って会社の電話に出ていて、こちらに代わったらいきなり「代表執行役の~です」と名乗られました。「誰!?」と怪しさを感じる中、先方から「最近の香港はどう?」とあたかも偉い人風に聞いてきます。「最近は政府の規制も解除されてきまして、ようやく日常生活が戻りつつあります」と何で詐欺かもしれない電話にマジ返答をしないといけないのかと悲しい気持ちに。万一本当に偉い人だったらマズいので社会人フォームは崩さずにかわさないといけません。

「社長の~さん(名前間違い)は不在だったらあなたが会社の大事なことを全て決めているのですか?」と社会人としてはフォーム崩れな質問に戸惑います。「今日出張から戻っておりますのでそちらへご連絡いただけますか?」とかわして電話を終えました。

電話の切り際に「じゃあ体調には気を付けてね」と詐欺電話の相手から優しいお言葉を頂き妙な気分に。やれやれ。その後すぐに社長に電話し、怪しい電話が来るかもしれないので注意するよう伝えて業務終了となりました。(その後電話はありませんでした)

こういう電話は最後に急ぎの用を装って送金を促してきます。流石にこんな電話に引っ掛かるほどお人好しではないですが、いざ本当に電話を受けると何パーセントかは本当に偉い人かも、と気になって雑に話を切れないので焦ります。

皆さんも詐欺には十分お気を付けください。

 

季節の変わり目ですが体調にはくれぐれもお気を付けください。

私の投資戦略(2022年6月)

香港での給料は香港ドルでもらっています。

香港ドルは米ドルとペッグ制でほぼ同じ動きをするので、今の円安は嬉しい限りです。投資のマイナスを補ってくれて、家族の次に精神衛生を助けてくれる存在です。

先々に米国の金利が逆に向かうとまた円高に進むでしょうから、今のトレンドの内に円に換金して利益を確定するつもりです。

円安の利益を確定する原資は所有する米国株を使います。

これからの進め方として、

・米国株を市場の雰囲気のいい時に徐々に売却

・極端に円安に走るタイミングで部分的に円換金

ここで出来る円資産は米国が不景気になって金融緩和に向かい出すタイミングで出動したいです。

以上は楽天証券の田中泰輔氏のおすすめそのままなのですが、信頼を寄せているのでその通りに進める予定です。一応自分の頭で咀嚼・理解した上で判断しているつもりですが。

 

6/24は米国市場が大きく反発したので、ひとまず少し持っていたNvidia株を売却して損切りしておきました。こうした作業を徐々に進めていきます。

 

香港株はまだまだ不安定ですが、かなり雰囲気がよくなってきました。政府が支援策を打ち出したEV関連銘柄は既にかなり回復していますし、テック関連も一時期の大底を脱した感があります。

まあこの一年、そろそろ底打ちとか悪材料出尽くしと判断して全部間違ってきたので今回裏切られても不思議ではないですが。

とはいえ中国経済は減速が明らかで政府が強く支援していく姿勢を示しています。今のうちに有力銘柄を抑えておいて、中国の景気回復を追い風に株価沸騰局面での果実を得ていく算段です。(そんなにうまく行くか?)

香港株も米国株同様、売却→円転で円安利益で株の損失をかなり補えるのですが、それ以上に香港株の回復が大きいと見ています。まだまだ安いですので今後も少しずつ買い増すかもしれません。

 

普段ぼんやり考えていることを言語化してみました。

 

香港はここ数日で急激に暑くなりました。日本も暑いようで熱中症や夏バテに気を付けて行きましょう。ではでは。